ICT工夫
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ワイヤレスブロードバンド公開試験というニュースが 1月31日にUTYで流れました。

山間地にあるなどの理由で有線によるブロードバンドを利用できない地域を解消するため、甲州市で無線による実験が行われてきましたが、このほど成功し、きょう実験が公開されました。
国では2010年までに全ての世帯で常時ブロードバンドを利用できる環境作りを進めていますが、県内では2007年3月末現在で8・5%、およそ2万世帯がアクセスできない状況です。
こうした世帯は山間の過疎地などにあり、有線を使った環境整備には多額の費用がかかります。
このため関東総合通信局では去年11月から甲州市で有線よりも費用が安い無線通信システムWiMAX (ワイマックス、Worldwide Interoperability for Microwave Access) を使った実証試験を行ってきました。
そしてこのほど全国で初めて中継局を介したWiMAXでのデータの送受信に成功しきょうこれを公開しました。
きょうの公開試験では甲州市塩山上萩原の神金第2小学校落合分校から柳沢峠の中継局を介しておよそ12キロ離れた甲州市勝沼町菱山のぶどうの丘公園で、映像データをやりとりしました。
この試験が成功したことでこれまで4キロほどだったWiMAXの使用可能範囲が中継局を経由することで大幅に広がることになり関東総合通信局では新年度以降、実用化を目指していくことにしています。

このイベントについては関東総合通信局のサイトで、「中山間地域のワイヤレスブロードバンド実現に向けた公開試験を開催」 ≪「広帯域移動無線アクセスシステム活用による中山間地のブロードバンド構築に関する調査検討会」主催の一般公開≫ として読んでいたのですが、月末の急ぎ仕事のために出かけることができませんでした。

2007年6月14日には同じぶどうの丘で 「中山間地域等におけるワイヤレスブロードバンド活用セミナー」が開催されていて、これには出かけていますが記事はまとめてありません。
ブロードバンドについては光ケーブルが使える場合は良いとして、それ以外は無線でもやれるという点に私は期待していますが、それと地デジ移行に対応したインターネットによるテレビの配信との関係は私には未だわかりません。

その後の状況は知らないのですが上野原市の公設ブロードバンドがインターネットよりもCATVに重点が置かれて進められたことは、恐らく地デジ移行の国策がインターネットと関係付けた方向では見えていないという理由があるように思っています。だから特例債を活用して光ケーブルを張り巡らせてインターネットとCATVの共用しか無いというのも仕方ないです。ハイビジョンというのでしょうか、昔のシネマスコープのような横長のテレビ画面が必要ならケーブル配信しか無いという現状もあるのでしょう。このへんの技術的なことは全く知りません(^_^;) 私としては先に行った者が失敗だったという事態にはならないことを祈ります。それは企業ではあり得ることでも行政としてはつらい事になりますから・・・

今のところ身近な問題として無線LANの子機について安くできる方法を調べているところです。カードタイプしか知らなかったのですが、デスクトップパソコンで使うのにUSBで簡単にやれるものが沢山出ていることに驚きながらWebページを読んでいます(^o^) 無線関係のことをもう一度勉強し直さないと・・・



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