沖縄県法規集沖縄県慰霊の日を定める条例(昭和49年10月21日条例第42号 所管部署・
子ども生活福祉部 女性力・平和推進課)
沖縄県慰霊の日を定める条例をここに公布する。
沖縄県慰霊の日を定める条例
第1条 我が県が、第二次世界大戦において多くの尊い生命、財産及び文化的遺産を失つた冷厳な歴史的事実にかんがみ、これを厳粛に受けとめ、戦争による惨禍が再び起こることのないよう、人類普遍の願いである恒久の平和を希求するとともに戦没者の霊を慰めるため、慰霊の日を定める。
第2条 慰霊の日は、6月23日とする。
附 則
この条例は、公布の日から施行する。
◎
「慰霊の日」のはじまり(PDFファイル)(
沖縄県公文書館が掲載した記事です。)
【以上備忘追録 2022-06-23 過ちを繰り返さない為に、国民一人一人が何を考え、何をなすべきか、自分もその一人だと考えながら選挙に出かけよう・・・来年の今日、またこの記事を更新できるかな・・】
沖縄県営平和祈念公園のページで、
慰霊塔・碑(平和祈念財団管理分)に、
『公益財団法人沖縄県平和祈念財団では46都道府県の塔を清掃管理しています。』 と記されたページがあります。
甲斐之塔(山梨県)《建立の経過》 碑文から
この塔は山梨県中富町山中幸作氏が昭和26年6月本土他府県にさきがけて建てた慰霊塔の第1号である。
当時氏は某建設会社の社員として渡沖し、業務のかたわら苛烈な戦蹟を訪ねまわり郷土山梨県人の散華の地と聞いては各所に私費を投じて塔を建て、英霊に供養したが、その5基中の1基である。
碑面の「慰霊塔」の文字は山梨県知事天野久氏の書であるが、之等一切の経費は自身の月給をさいてまかなったのである。
今回全県民の熱意によって「甲斐之塔」が見事落成したのも、正に氏の遺業がもたらしたものと信じ、本会は氏の遺徳をたたえ顕彰状を贈呈して茲にこれを記したのである。
昭和41年11月8日
社団法人山梨母をたたえる会理事長
山梨母の光会長 志村幸雄 讃書
私は 2018年6月23日のブログ記事で、
6月23日沖縄慰霊の日、山梨平和ミュージアム開催中の山梨と沖縄展 を書きました。その時に46都道府県の慰霊の塔について知ったのです。(上の画像は2018年記事での引用)
今の沖縄は46都道府県に代って米軍基地が置かれる状況にあるのではないか、その沖縄県内基地の新増設を地元の人々が反対すると沖縄を批判する内地の人々もいるようです。しかしそんな内地人の縁続きかも知れない多数の戦死者が沖縄県で今も丁寧に奉られているのです。
新型コロナウイルス感染症被害の人口比トップが現状では沖縄県です、私は何かおかしい、何が原因なのかと思ってはいるのですが未確認のまま、地元山梨県の状況を追うのに精一杯です。
以前からの想いもあり、沖縄に出かけて直接学びたい事もあるのですが、見果てぬ夢で終りそうな今日この頃です。
【追録 2021-06-24】 2021年6月23日
全国75.5%の人たちが知らなかった沖縄の「慰霊の日」 きょう沖縄戦から76年 『沖縄タイムスは今回、ヤフーとの共同調査を実施。6月7~8日、10代以上のヤフーユーザーを対象にインターネット上で回答を募り、全18問で全国2000人から回答を得た。回答したのは50代以上が最も多く、35.2%、次いで40代で34.3%、30代で20.4%だった。質問では「慰霊の日」を知っているかどうかや、「沖縄戦」について聞いたことがあるかなど自由記述も交えながら18項目について答えてもらった。』
記事の末尾にこのように記されていましたので記録しておきます。