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 今回の報告の中で名古屋の団体から、国交省の都市計画道路の見直しで名古屋では30路線が廃止候補路線とされ5路線がその手続き中、現状幅員等への計画変更が21路線でそのうち4路線で手続きが始まったとの報告がありました。

 これは特に注目すべきものです。国交省の都市局は2017年7月に「都市計画道路の見直しの手引き」を公表し、その中で地方公共団体が都市計画道路の必要性について検証を行い、廃止や幅員変更など適切な見直しを行うことを助言しました。
それに基づいて名古屋の都市計画道路を見直した結果、51もの計画路線の見直しが行われているという事態が明らかになったということです。

 国交省が都市計画路線の見直しを行っているということは当然、中部横断自動車道など高速道路全般にも影響を与えるものです。
国交省には、自ら必要性を認めている都市計画道路の見直しだけでなく、高速道路道路建設を含めた道路建設全体にわたる見直しを求めていく必要があると言えます。

中部横断自動車道 八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会 で2017年11月22日アップロードの記事から引用しました。(段落・改行は引用者が編集)
以前からこのサイトで情報を得ていて、中部横断自動車道は「計画段階評価」というプロセスが行なわれているのを知りました。リニア事業の杜撰な進行とも絡んで気になっているのですが、私は未だ全体を未確認です。
今回引用した件は街づくりと関係するテーマなので後日の為に記録しました。

◇ 「都市計画道路の見直しの手引き」は 国土交通省・都市計画カテゴリー で経過が分かると思うのでリンクしておきます。
1964年の東京オリンピックに間に合わせるように首都高速はお江戸日本橋の上に橋を架けました。今はそれが見直されて地下トンネル化する計画が進んでいるようです。(国土交通省広報東京都広報
「爾俸爾禄 民膏民脂 下民易虐 上天難欺」とか「他山の石以って玉を攻むべし」 こんなテーマを考える時に思い出す言葉です。



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