COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
2年目
FUJIFILM X100V
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先日、2年前からずっと納入延期が続いているオーダーがあると書いた。
(2024年5月16日の日記)
お店にはすでに代金が支払われているのだという。
ところがお客様から、商品を納めるのを延期してほしいという依頼があり、生産に待ったがかかった。
それが2年も前からずっと、毎月のように続いているのだ。
その間に2回も商品の価格改定があったのだが、お店では最新の価格で請求してくれてかまわないという。
普通は考えられないことであるが、たくさんの商品を買ってくださる特別なお客様であるらしい。
この2年間、次の納品予定日が近付くと、必ず延期の依頼が来ていた。
そのためこちらも、依頼書を受け取るのが恒例の行事になっていた。
延期の依頼書を見ても、ああ、いつものやつ・・と思うだけで、もう何も感じなくなっていた。
ところがその延期依頼が、今回はまだ届いていない。
いつもの延期の依頼書が来ないので、逆に不安になってきた(笑)
2年間保留されていたが、今度こそ本当に納品できるのだろうか。
納品日を考えると、そろそろ製造に着手しなければならないのだが、本当に作ってしまっていいのだろうか・・・
得意先に連絡してみた。
今回はいつもの納入延期依頼を受け取っていないが、製造しはじめていいのですかと。
特注仕様なので、後からやっぱり待ってと言われても、他に回す事が出来ないのだ。
すると、その得意先でも、言われてみて不安になったようだ。
実は2年目に最初に販売した担当者が、もうお店を辞めてしまったのだという。
現在担当している者が、事情が分からずに、書類を出し忘れている可能性もある。
あまりに何回も延期を繰り返したために、延期が当たり前になっていた。
そのためいざ納品となると、逆に皆が、本当にこのまま進めていいのか不安になる。
2年も待ったのだから、それこそ納品記念のイベントを開いてもいいのではないか・・なんて思ったり(笑)
急いで今の担当者に連絡して、本当に納品していいのか確認してみるという。
来週までに返事が来るので、一応製造の準備だけ進めておく事になった。
さて、どうなることか・・・
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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一般論ですが
考えられない商談(契約書を交わしてると仮定)ですね
代金の支払いは納品後なのでしょうけど。
仮契約で正式な価格決定後、改めて契約書を交わすなら別。
そうでないなら、価格変更に関して一筆入れてもらったほうが良いのでは?
ただお金持ちのお客様だと、こういうアナログ的な融通のきく対応が出来るかどうかも重要な項目のひとつなんでしょう。