ブーツの季節


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気温も低く、いよいよブーツの季節が到来した。
今日は安藤製靴のチャッカブーツを履いていった。
明日はレッドウイングにしようかな・・・
それともユニオンのスエードのチャッカか。
クロムエクセルのウルヴァリンもいい。
ブーツの季節も楽しいよね。



神田の大喜靴店オリジナルの安藤製靴製のチャッカブーツ。
革はオリジナルのプルアップレザー。
ノルウェージャン製法でソールはビブラム。
サイズは7-1/2。

安藤ブランドで出ているチャッカブーツ250は、アッパーにクロムエクセルを使用しているが、こちらはプルアップレザーが使われている。
聞いた話では、ラストも違うようで、こちらのほうが少し長めに出来ているという。
同社がダナーの下請けで製造していた時代のものらしい。
頑固に昔ながらの幅広の足向けに作られている250に対し、ダイキオリジナルは少しスマートかもしれない。

それでも妙に丸っこくて、古典的な形なのは確かだ。
いまいちカッコ悪いし、写真映りもよくない。
それゆえに欲しいとは思わなかったのだが、現物を試着してみて、ころっと気が変わった。
何しろオールデンのインディブーツを見に行って、やめてこちらを選んだのだから、いかに独自の魅力があるかがわかるだろう。

内側には全面に革が張られ、素晴らしい履き心地に仕上がっている。
柔らかいクッション材の中に、スポッと足が納まる。
さすがに登山靴を専門とするメーカーの作ったカジュアルシューズだけあり、本当に堅牢でしっかりと作られている。
ビブラムのソールの安定感も際立っいて、非常に歩きやすい。

アッパーの革質がまたよくて、光沢のある美しいオイルレザーである。
ブラックもあり、色としてはそちらの方が使いやすいのだが、このゾクゾクするような褐色の革を、革好きなら味わいたくなって当然であろう(笑)
お店のオーナーもこの靴を愛用しているという。
手入れにはミンクオイルを薦められ、小さい缶に詰めたものをお店でいただいた。
それを指先で溶かしながらすりこんでやる。

実際に歩いてみると、履きやすく実用性が高いのは確かであるが、やはり形は垢抜けない(笑)
丸いコッペパンのようなアッパーが、厚みのあるビブラムソールの上にドンと乗った感じ。
それでいて革がいいものだから、余計に足元が目立つ。
こののっそりとした独特の雰囲気を、むしろ気取って履くくらいの使い方をしたい靴である。


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帰京


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帰宅した。
上手い具合に、台風が通過した後を、辿るように帰ってきた。
途中から台風の速度が上がったので、当初のスケジュール通りでタイミングが合ってくれた。
飛行機は安定して飛行したが、羽田に着陸する際に横風にあおられてふらついた。

九州でも、僕のいたところでは、それほど酷い状態にはならなかった。
結局出張中は、台風らしい天気とは、ほとんど遭遇しないで終わった。
被害といえば、持って行った折りたたみ傘が、突風で壊れてしまったくらいか。

先週からほとんど休み無しで、ハードな仕事が連続したので、さすがに疲れが出ている。
帰京後は会社には出ずに、家の前にあるマッサージ店で整体を受けてきた。
今はその反動で体がけだるい状態だ。
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タクシー


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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九州の仕事場からホテルまでの帰りのタクシーの中、運転手のおじさんと軽い世間話をしていた。
田舎のおじさんであるが、僕が東京から来たと知ると、自分も若い頃に東京に住んだ経験があると盛んに言う。
しょうゆ味のラーメンが、最初は違和感があったが、だんだん好きになったとか、赤だしの味噌汁はいまだに飲めないとか・・・
山手線が環状線なのを知らないで、同じ駅に戻ってしまい驚いたとか・・・
40年以上前に、東京でしばらく生活した時の思い出話である。

休日は何をしているか、という話になり、よく古い靴などを買いに行くことを話した。
すると、それまでと口調が変わり、真剣な顔でどういう靴かと尋ねてきた。
息子がリーガルの革靴を持っているが、あれは重くて好きになれないという。
少なからず、革靴に興味があるようだ。

70年代や80年代のアメリカの靴のデッドストックを集めていることを話した。
まだアメリカ人が自分の手でものを作っていた時代の製品で、材料も今よりいいものが使われているので、品質が高いのだと教えた。
すると、それはアイビーだろうという。
自分もイタリアの靴など、10万円くらい出して買ったのだと、運転手のおじさんが言った。

VANとJUNがあって、自分はJUN派だったのだという。
なるほど言われてみればその年代である。
お洒落にはそれなりに自信があるようだ。
やはり革製品が好きで、高価な革ジャンなどを今でも購入するという。

僕より先輩だし、はるかにお洒落には詳しい。
おじさんは実に楽しそうに話した。
意外な展開であったが、僕もおじさんとの会話を十分に楽しんだ。
ホテルが近付いてくると、おじさんは着いてしまうのが惜しいような顔をしていた(笑)
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少し慣れた


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結局日中は、それほど酷い天気にまで崩れることはなかった。
台風が予定より遅れているのだろうか・・・
そのため仕事の方は、今日もいっぱいであった。

昨日は疲れて限界に近い状態であったが、今日は少し手を抜いたこともあり、疲労も少なめであった。
自分に関係している話だけに集中したのがよかったようだ。
昨日は慣れていなくて、すべてに力を入れ過ぎたかもしれない。

今日はラフな格好で仕事をしたのも、リラックスできた理由だ。
昨日はワイシャツにネクタイで来たのは僕一人だった。
それを見て、今日はスーツはやめて、ジーンズにクロムエクセルのオールデンにした。

恐らく今夜から明日の日中にかけての天気は酷いことになる。
仕事中メモが回ってきて、明日も予定通り仕事することになったと知らせてきた。
メモで決定を知らせるほど、酷い状態になることが予想されるのだ。

やはり大問題は帰りの飛行機であろう。
明後日は台風は九州を去る予定だが、その頃東京が被害を受けている。
離陸できても着陸できなければ、飛行機も飛ばないだろう。
早目にそれを見越して、予約など変更していかなければならない。
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ピーク


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今日は激しく疲れた。
朝からずっと立ちっぱなしで、大勢の人と話した。
午後になると疲れがピークに達し、目を瞑ると倒れそうになるほどであった。
仕方なく物陰で短時間休んだ。

明日も明後日も仕事なので、これではもたないと思い、仕事が終わってからまたマッサージに行った。
施術中はほとんど寝ていたが、終わるとすっきりして、少し元気を取り戻した。
台風が迫っているので、明日の午後からはその影響を受け、仕事がはかどらなくなるだろう。
かえって休めるかもしれない。
もっとも次は、どうやって東京に帰るか考えないと・・・
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怪しいマッサージ


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今日は中休みで、福岡に買い出しに行った。
明日からずっと仕事なので、その準備をしなければならない。
電車で少し乗るのだが、そこまで出ないといろいろなものが手に入らない。

疲れが溜まっていたので、ついでにマッサージを受けた。
中国式マッサージのちょっと怪しげな店で、どうしようかと迷ったのだが、思い切って入ってみた。
なぜ東洋系のマッサージ店は、薄暗いアヘン窟みたいな雰囲気の店ばかりなのだろう。
アンダーグラウンドの世界に入るように、階段を地下へと下っていく。

東京に比べると料金が安い。
80分のコースを選んだが、5千円程度だった。
マッサージは強烈で、上に乗って足で踏まれて、痛くて脂汗が出るほどであった。
さらには手をげんこつにして、足裏をギュウギュウと押される。

ところが終わってみるとすっきり、身体が軽くなっている。
これは受けてよかったかもしれない。
マッサージというのは、たまに劇的に効果が出ることがあるが、今回がそれであったようだ。

靴を履いてみると、羽根の閉じ方が先ほどと違う。
紐を引っ張ると、開き気味であったクロムエクセルのオールデンの羽根が、ほとんど閉じてしまう。
足の大きさが変わっている。
それも昨日とまるで逆で、今日は足が一気に小さくなってしまった。
足というのも、ずいぶんといい加減なものでる。
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立ち仕事


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昨日は一日立ちっぱなしで仕事をしていた。
仕事が終わる頃には腰が痛くなってきた。
板みたいな寝心地のホテルのベッドのせいもある。

これはいかんと、今日はなるべく座って休む時間を作ろうとした。
とはいえ仕事なので、すべて自分の思うようにはいかない。
今回の出張は少し長丁場なので、自分の年齢も考えて、体力をセーブしていかないと・・・

そういえば、立ちっぱなしのせいか、足が浮腫んで靴がきつい。
この状態で靴を選ぶと、サイズを間違うことになるだろう。
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お疲れ


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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今日は、何故かわからないけれど、凄く疲れた・・・
と思っていたら、昨晩の帰りが遅かったからであることに気付いた。
今日は早く寝よう・・・



フローシャイムのバーシティ。
80年代前半のデッドストックである。
色はバーガンディ、レザーソール、サイズは8D。

古靴の王様フローシャイムの登場である。
と言っても、このバーシティは普及価格帯のシリーズに属し、インペリアルなどの高級ラインとは違う。
価格も半分以下で売られていた。

しかし何と言ってもフローシャイムである。
サイズも8Dと僕の足に丁度良さそうなので、ネットでみつけて、早速お店のご主人に電話してみた。
そのお店には以前行ったことがあるのだが、東京からはかなり遠く、すぐに行ける場所ではないのだ。

ご主人はさすがに専門家だけあり、一度会っただけなのに、僕の足の大きさ、形まで正確に覚えてた。
しかし、ウーン・・と、電話の向こうで考え込んでいる。
てっきり8Dならピッタリだろうと思っていたのだが、僕の足には少し小さいという。
コルクが沈めば何とか履けるかも・・という大きさだという。

確かに、通販で買うとなるとなおさらであるが、履けるかどうかの判断は重要である。
しかし、フローシャイムのロングウイングチップが安価に手に入るのだから、とりあえずは押さえておきたい。
サイズが少々違っていても、何とか履きこなすから・・ということで送ってもらうことになった。

まったくご主人の言われる通りであった(笑)
足を入れるとパンパンで、余裕がまったく無い。
これは馴染むまでに時間がかかりそうだ。
銀座のロイドのお店なら、これが本来は正しいサイズです、と言われるくらいの大きさだ(笑)
まあ、そういう靴がひとつくらいあってもいいのだが・・・

革は少しシボを感じさせる特殊な質感のもので、非常に柔らかくてしなやかである。
安価なラインとはいえ、さすがフローシャイムで、形に品位と風格がある。
バーガンディのロングウイングチップは、すでに何足も持っているが、その中にあって、独特の存在感を放っている。
まあ、フローシャイムのサイズは8では小さく、8.5くらいが丁度いいと、わかっただけでも収穫があったといえるだろう。

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宵の口


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仕事を終わらせてから、同じ業界の人と、電車で大きい街に出た。
いろいろ話を聞いているうちに、夜になった。
そろそろ帰ろうかと思ったら、そんなに遠くまで帰るのかと言われた。
僕だけひとり、隣の県のホテルに泊まっているのだ。
しかし、今から電車があるだろうかと言う。

いけない、また失敗した。
ここは東京ではないのだった。
まだ宵の口の時間だと思っていたが、予想外に早く終電になってしまう。
この時間になってから、遠くまで移動する人は少ないのだろう。

慌てて駅に向かった。
汗まみれになった。
駅員に聞いたら、まだ間に合うと言う。
ほっとして切符を買う。
交通の便がよくなく、そこから電車でけっこうかかるのだ。
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台風一過


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午前中は会社で重要な会合。
外は台風で激しい雨だが、かまっていられない。
台風一過で午後には青空が広がり暑くなってきた。
これから出張に出るので、ちょうどよかった。

冠水した道路を突っ切って、車で駅まで行った。
一度家に帰り、トランクを持って羽田に向かった。
さすがに交通機関は遅れ気味だ。
その割に何となく空いているのは、今日は最初から外出する人が少ないのだろう。

飛行機は午前中は欠航だが、午後は遅れながらも何とか飛んでいる。
途中多少揺れたが、特に問題なく到着した。
飛行機を降りると寒くて驚いた。
今回の出張は少し長くなる予定。
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水溜り


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来週が大変なので、今日はゆっくり過ごした。
午後になって、銀座まで出て床屋に行った。
雨が強く降っていて、あちこちに大きな水溜りが出来ていた。

トリッカーズのブーツを履いて行ったが、こういう日はピッタリである。
水溜りの中をバシャバシャと歩けて、ちょっと幸せな気分になる。
気温も低く、本当にブーツがよく合う季節になってきた。

銀座はさすがに人出が少なく、歩いているのは外国人観光客ばかり・・・
彼らは旅行中なので、雨だろうが見て歩かなければならない。
日本人は、こういう寒い日は家に閉じこもってしまうだろう。

ところが床屋の方は、なぜか混んでいた。
電話で予約して行ったが、それでも少し待った。
次から次へと、お客が入ってくる。
床屋にでも行くか・・という気分になる天気なのだろう。

栗の季節だ。
我家の栗の女王が、渋皮煮を毎晩のように作っている。
かなり手間がかかる上、けっこう難しいらしい。
1個1個鬼皮を剥いて、何度も煮てアクを出す。(下の写真は剥いている最中)
何ヶ月も前から予約しておいた利平栗とか、中山栗とか、次々にいい栗が届く。
さすがに美味しい。

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服装


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今日は親戚の法事で池上の大きなお寺でお経を聞いた。
一周忌なので、どのような格好で行こうかと悩んだ。
調べてみると、一周忌までは、喪服か礼服を着るべきだという。

ただし地域による差はあると書かれていた。
田舎だったら判で押したように真っ黒であろうが、都内でもそうだろうか・・
黒いネクタイで電車に乗っていくのも嫌なので、ダークスーツに濃いグレーのネクタイにした。
靴は一応正式な場に相応しいアレン・エドモンズのパークアベニューの黒を選んだ。

そうしたら、僕以外はほとんど全員真っ黒であった。
まあ、叔母の一周忌だから、特に問題にはならないが、意外にみな保守的なので少し驚いた。
それでいて靴が正式なのは僕だけだったが・・・(笑)

ただそのパークアベニューで問題発覚。
よく見ると、左右のキャップの大きさが違う。
左右の足を揃えると、横一文字の位置がかなりずれているのだ。
何ともまあ、さすがアメリカというか・・・
普通だったら返品しておかしくないレベルであるが、笑って許すことにした。

その後目黒の雅○園で会食になった。
入り口に派手なピンク色の背広を着たマッチョな男性が立ち、他の会合に来たお客を案内している。
建物に入ると、芸能人、銀座のママ風の女性、女性の着物を着た男性・・といった人たちが大勢来ている。
その手の有名人の集まりがあるようだ。
こちらは比較的地味な会合なので、いつもと違う雰囲気に少々戸惑った。
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迷惑メール


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大きな波が来るように、急激に増えるのが迷惑メールだ。
急激に増えて、またすっと止む。
どこかの国で、悪質なプログラムが作動して、大量の処理を一気に行うのだろう。
恐らく文字を順番に組み合わせてメールアドレスを作り、端からばら撒くのだ。

最近、あちこちのパソコンに、東京三○UF○銀行を語るメールが来た。
それがなぜか迷惑メールフィルターに引っかからないで、受信トレイに入ってしまう。
同じメールを受けた人も多いのではないか。

そのメールの始まりの文句が「こんにちは!」である。
その文体だけで銀行ではないのがわかってしまうが(笑)、そういうメールがフィルターに引っかからないのが、また不思議な話だ。
重要なメールが引っかかることもあるのに・・・
いろいろな人のパソコンに来ているので、数撃てば当たるで、無差別に送りつけているのだろう。
その中の一人でも引っかかれば・・というわけだ。

思い出したが、一般家庭にランダムに電話をして、マンションを買わないかと話を持ちかけるという、怪しい仕事をしていた人が
「電話だけで家を買う人が、本当にいるから驚く・・」
と、自分でやっておきながら、感心して話すのを聞いたことがある。

メールなどまだ世の中に無い頃の話であるが、こちらはお金を持っていて、儲けてやろうという色気を出す人がターゲットである。
迷惑メールのように、うかつな人を狙っているのとは違う。
しかし不特定多数に接触し、中のひとりでも引っかかれば・・というやり方はよく似ている。
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後遺症


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おかしな話だが、大学を卒業して、社会人になっても、しばらく高校生時代の夢を見た。
それは、「今日はテストだ」という夢だ。
決して楽しい夢ではない。

机に向かっていると、窓の外が白んできて、やばい、もう間に合わない・・と焦る。
焦れば焦るほど、勉強が進まない。
追い詰められて、あれやこれやと方策を練るうちに、はっと目が覚める。

目が覚めても、そういう夢を見た後は、しばらくは状況が把握できない。
ベッドに横になったまま、部屋の中を見回しているうちに、頭の中の回路が正常に動き出す。
それで、やっと胸をなでおろす。
「ああ・・・夢か・・・」
それにしても、社会人になって、いまだに高校時代のテストの夢か・・と失笑する。

学校での経験の後遺症・・なのだろう。
精神的な疾患と言ってもいいほどだ。
夢にまで見るのだから、症状としては重い。

受験校の学生生活というのは、精神的には重い体験である。
学校に通うことで、こんな後遺症が残るなんて、何とも皮肉な話ではある。
しかも夢を見なくなったのは、比較的最近のことで、完治までにずいぶんとかかったことになる。

ところで、話は変わるのだが、亡くなった父親や祖母が、夢に出てくることもある。
内容はよく覚えていないのだが、夢の中で何か会話をしている。
舞台は、やはり何十年か前の世界のようだ。

目が覚めた直後は、どこまでが現実の世界なのかわからず、しばらく混乱状態にある。
夢だったのか・・という認識はあるのだが、一方でまだ半分、あちらの世界の中にいる。
そうだ、夢で見たことを父親に話そうかな・・などと思い、起き上がろうとして、そこで初めて、父親は既に10年も前に亡くなっていることに気付く。
ああ、もう父親はいないのだった・・と思うが、そういう時は、何とも言えない寂しさを味わうことになる。
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腹筋


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流行のワンダーコアを買った。
注文してから納品まで2週間くらいかかった。
よほど売れているのだろう。

楽に腹筋できる・・と言っても、腹の筋肉を使うことに違いは無い。
使い始めた翌日は、腹の筋肉が痛かった。
しかし数日で早くも腹が硬くなって、締まってきたように感じる。
これはこの後が楽しみである。



レッドウイングの404ワークブーツ。
80年代後半のデッドストックである。
サイズは7EE。

当時は非常にポピュラーだったモデルだという。
オロ・ラセットという、レッドシダー・タンニンのなめし皮を使用している。
現行モデルでも、オロ・ラセットのモデルは存在するが、当時の革とは製法が違うものであるらしい。
靴は70~80年代にかけて、材料の革の質がピークにあったそうで、マニアはその時代のモノを探している。
この靴はちょうどその時代に作られたものだ。

色はオレンジに近いブラウンであるが、もう少し後の90年代後半のオロ・ラセットになると、「赤い靴」と呼んでいいほど赤みが強くなる。
またタンの部分に押された刻印は縦に入っており、それも製造年が古い製品の特徴になっている。
つまりそれなりに価値があるもののようだが、レッドウイングについて詳しくないので、よくはわからない。

靴底はスーパーソールと呼ばれるウレタン系の材質のもの。
発売当時は日本では邪道とされ人気が出なかったそうだが、履き心地がよく実用性も高く、本国では主流になっているらしい。
ウレタン系の材質で30年も前の製品で、加水分解は大丈夫かと心配になるが、特殊なラバーと混合した特許技術らしく、長期に渡り耐久性の高い仕様になっているという。
交換が出来ないのが難であるが、そもそも減りの少ない素材のため、交換することはまずないと言われた。

気候も涼しくなり、季節的にもついブーツに目が行ってしまい、レッドウイングもひとつくらい欲しいと思っていた。
ご存知の通り、この会社のブーツに関しては、マニアックなファンが多い。
学生の履く靴・・といった皮肉も聞くが、実際のファン層は高齢者まで幅広いという。
そんな中、たまたまセールで安くなっていたので、購入に踏み切ったのだ。
お店の人にいろいろ教えていただき、まあひとつ買うならこの機種だろう・・ということになった。

お店にはいくつかのサイズの在庫があったが、僕の足に合いそうなものは、7のEEしかなかった。
履いてみると、型にはめたように見事にスポッと入った。
ピッタリすぎて、躊躇してしまうほどだ。

いつもはもう少し捨て寸の大きいサイズを選ぶが、この大きさだと足がはまり込んで前後に余裕が少ない。
とはいえ、使い出せば少し沈むはずなので、フィッティングとしては最適なサイズかもしれない。
短くてカッコ悪く見えるかと思ったが、そう思っているのは当人だけで、傍から見ると、むしろ大きいものより合っているという。
まあ、このフィッティングの完璧さは運命的な出会いかもしれない・・と思って、購入を決定した。

これでブーツはレッドウイング、ダナー、ウルヴァリン、トリッカーズ、キャロライナ、安藤製靴が揃った。
チャッカブーツも、リーガル、ユニオンインペリアルを持っている。
もともとそれほどブーツを履くのが好きなわけではないので(笑)、そろそろ十分かな・・と思っている。
とは言うものの、この季節になると、また新しいのが欲しくなるのだが・・・


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