出張前


LEICA X1

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よく晴れていた。
日射しが強くて、目の弱い人は開けていられなかったろう。
放射能よりオゾンホールの方が人体に危険だという人もいるくらいだから、注意が必要である。
5月は年間で一番紫外線が強くて、以前だったら喜んでUVニッコールで撮影していた(笑)

都内をあちこち歩いてみた。
渋谷あたりをウロウロしてから、丸の内に移動した。
落ちついた感じの丸の内のほうがしっくりくる。

Mrs.COLKIDは日光に一泊旅行に出掛けて、夕方帰ってきた。
僕の叔母の誕生日を祝う小旅行に参加したのだ。
あちらのホテルでは歓待されたという。
ブログにもどんどん書いてくださいと言われたそうだ(笑)

来週はいつもの九州出張。
例によって設営などをすべてひとりでやるので、大忙しの一週間である。
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ふと気付くと・・・


D2X + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

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ふと気付くと、季節がそこまで来ていた。
庭を歩くと、緑は濃く、蝶たちが舞っている。
暖かい日射しの中、トカゲが日向ぼっこをしていた。

いろいろなことがあって、気付く余裕さえ失われていた。
しかし、季節は確実に変わっていく。
今年も彼らとの会話を楽しむ日々が近付いている。

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ワークステーション


D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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会社で導入したhp社の省スペース型ワークステーションであるが、とにかくケースが小さい。
事務系の女の子の机の上にある小型パソコン・・あのくらいしかない。

具体的なサイズを書くと、縦にして使っているのだが、幅が10センチくらい、高さが35センチくらい、奥行きが38センチくらいしかない。
それでもワークステーションだ。
隣に数年前のデルのプレシジョンが置いてあるが、それこそレクサスとヴィッツが並んでいるように見える(笑)

これでビュンビュン動いてくれれば申し分ないわけだが、今のところ問題なく快適に作動している。
Windows7の64ビットを選んだのが正解で、メモリを8GB積んでいるのだが、以前のOSと違い思う存分メモリを活用しているようだ。
画像をどんどん開いていくと、メモリ使用量のグラフがかなり上の方までいく。

動作は快適で、Photoshopも常に2秒くらいで立ち上がる。
CPUはCore i5でそれほど大きくないのだが、僕の使う業務ではこれで十分のようだ。
それよりメモリなどを如何に効率よく使用するかの方が大切なのだろう。

DELLのワークステーションの大きいモデルは、高さと奥行きが約56cmの真四角で、ビックリするくらい大きいという。
これは一体何かと聞いたら、アメリカンサイズです・・といわれたそうだ(笑)
まあ、パーツ増設の発展性を考慮した大きさで、仕事でヘビィに使うためのものなのだろう。

これだけ大きさに差があると、性能面でかなり劣るのではないかと思う。
しかし写真の現像くらいの作業では、多分大きな差は出ないだろう。
だとしたら、確かにhp社のワークステーションの、この大きさは魅力である。

家のパソコンは、スペック上はむしろこれより上なのだが、何しろケースが大きくて、棚からはみ出して設置している。
それが邪魔で仕方がない。
省スペース型の小ささを体験してしまうと、こっちに買い換えたくもなってくる。
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逃避


D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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今日話した仕入先の親爺さんは、幾分興奮気味であった。
以前より娘婿が医者であることを自慢としていたが、地震が発生するや否や、さっさと家族で沖縄に逃げてしまったという。
3週間あちらで暮らし、帰ってくると今度はすぐに北関東の家を引き払って、東京郊外の新築の公団住宅に引っ越してしまった。
それも高層の建物ではなく、階数の少ない高級な住宅で、明らかに地震に強そうだという。

驚くべきはその素早さで、何と原発の爆発が起きる前にさっさと避難を済ませてしまった。
さらに一通り落ち着いたところで、的確に次の行動に移っている。
ほとんど完璧といっていい避難パターンだ。

チェルノブイリの事例に詳しいそうで、明らかに次に何が起きるか読んでいたという。
小さい子供がいるので、100km圏内は危険と判断したようだ。

怒り心頭なのは置いていかれた親爺さんだ。
その歳なら少々放射線を浴びても大丈夫と思われたのだろうか?

「畜生、俺たちみたいに貧乏人と無知な連中だけが死んじまうんだ」
興奮した親父さんは大声で叫び、応接室の机を手で叩いた。



今日の時計ベルト。
モレラートのランというモデルだが詳細は不明。
カナディアン・カーフの革を使っていおり、裏面はイタリア国旗の3色のロリカ。
普段は見えないところがお洒落。

モレラートとしては異例なほど、立体的で厚みのある構造。
デザインはスポーティで格好いい。
こういう厚みのあるベルトは、オメガのようにガッチリとしたデザインの時計を引き立ててくれる。
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D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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会社のある年配の社員に、欠勤や早退が多くなった。
娘さんが、孫を連れて帰ってきており、その送り迎えをしなければならないからだという。
朝は車で保育園まで送り、帰りも早目に帰宅して迎えに行く。

かわいい孫のことだから、喜んでやっているのかと思ったが、顔を見ると少しやつれたように見える。
生活のリズムを乱されることが、年齢的にもきついらしい。
そのうちに、ついに体調を崩し、血圧が上昇し、通院するようになってしまった。

ほぼ同じようなことが、身の回りで数件起こっている。
それだけ子供が孫を連れて家に帰ってくるパターンが多いということでもある。
その子供がどう思っているかはわからないが、今まで静かに暮らしていた老夫婦のところに、元気いっぱいの孫が入り込んでくるのは、かなりの負担になっているように見受けられる。
別々に暮らしているから、うまくいっていることもある・・ということだ。



今日の時計ベルト。
アクアテラにモレラートのドゥッチオのダーク・ブラウンをつけた。
例によって高品質なマニュファッティのシリーズで、トスカーナレザーにバフ仕上げを施したという特殊なベルト。
非常にしなやかで、しっとりとした質感を持つが、傷が目立ちそうな危うさも多少感じる。
つや消しのぷっくらと膨らんだ表皮は、革フェチならつい触って感触を確かめたくなる。

このシリーズは、22mm幅のグレー系(ファンゴ)のベルトも持っており、たまにクラシマにつけている。
表面に模様がなくペロンとしているためか、アクアテラに必ずしも合っていないように感じるが、それでいてたまにつけたくなるから不思議だ。
今度別の色も買ってみようかと考えている。
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カバン


D2X + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

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アメ横のガード下に小さなお店を持つ、万双という鞄屋さんで、カバンを作ってもらった。
欲しい色の在庫が切れていて、次回の製造ロットで作ってもらうことになったのだ。
2月にお願いしたのだが、ゴールデン・ウィークの最中に完成したという連絡を受けた。
少人数で職人さんがこつこつと作っているので、時間がかかるのだ。

高品質で有名なお店で、製品の出来から考えると非常に安価である。
本来は高級ブランドの鞄を製造していた人たちが、より低価格で提供できるようお店を開いたという。

最近はこういうメーカーがいくつかあるが、その中でもトップクラスの品質だという噂は聞いていた。
小さい規模で量産化せずに作っているために、手作業ならではのクオリティが保たれているのだ。
そのために在庫のある製品は取り合いで、狙っているものをみつけたら即買う、というファンもいるようだ。
品質から考えても、ブランドの名を冠して売られている製品の半額か、それ以下ではないかと思う。

使う革の種類も製品ごとに変えてあり、それぞれの素材の解説は、同社のウェブサイトに詳しい。
革本来の良さを味わうためには、ナチュラル系の色を選ぶべきだと思うが、まずは仕事に使えるよう、黒を作ってもらった。
革のかたまりという感じのカバンで、革の香りがあり、革フェチにはたまらない製品だ(笑)
内張りが意表をつく鮮やかなオレンジというところも気に入っている。
次回別の型を買う時は、他の色を選ぶ予定。

同社のサイトで購入することも出来る。
各型ごとに現在の在庫数が表示されているが、なくなってしまうと、次のロットまで待つことになる。
女性用は他社にもいろいろあるという理由で、男性ものを中心に製造している。

お店は典型的なアメ横のガード下の小店舗で、場所が非常にわかりにくい。
御徒町の駅からガード下の小路を上野方向に進み、時計店のティーエスホリウチのある四つ角を左折し、アメ横のメインの通りの方に抜け出る細い道の途中にある。
いつも通っている場所であったが、そこにあるとは全然気付かなかった(笑)

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返事


D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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僕の母親は、明瞭な発音で言葉を話す。
言葉は、その人の努力によって美しく話すことが可能なものだ、という教育方針の下で育てられたこともある。
しかし母親が子供の頃は、今では考えられない理由で、明確に話す訓練をさせられたという。

戦時中、B29の空襲により街は炎に包まれ、迫り来る猛火の中を逃げる時、人々は大混乱の状態にあった。
東京大空襲では、一晩の、それも数時間のうちに10万人以上の人間が亡くなったのだから、いかに大きな被害であったかわかる。
しかも自然災害によるものではなく、人が人を無差別に殺戮することを目的として、町に燃料と火をばら撒いたのだ。

母親は疎開先で空襲に遭った。
殺伐とした世の中には、流言蜚語が飛び交い、外国人が水に毒を入れるといった噂が広まっていた。
空襲の暗闇の中で、「名前を言え!」という強い口調の質問を受けることが多々あった。

その時に、口ごもったり、明確に返事が出来ない者は、外国人の疑いをかけられ、大変な目に遭わされた。
そのために僕の母親は、普段から自分の名前を明確にきびきびと答える訓練をさせられたのだ。

祖父に連れられて炎の中を逃げていく最中、どぶの中に隠れていた子供や女性が、突然亡霊のようにすっと立ち上がるのを何度も見たという。
ついてきなさいとは言ったが、彼らにいつまでも構っていると共倒れになる。
子供の目に、その姿は焼きついたのだろう。
あの時の人たちは、その後どうなったろうと、70年近く経つ現在でも母親は思い出すように言う。



今日の時計ベルト。
ドイツEulit社の商標であるバーリントン・ブランドのベルトだ。
素材はオーストリッチの脚だという。
やはりヨーロッパから輸入した。

いわゆる羽を引き抜いた痕のあるオーストリッチではなくて、脚の部分の革である。
残念ながら表面の光沢仕上げが、アクアテラと必ずしもマッチしない。
黒ならもう少し合うのだろうが、それではつまらないので、あえてブラウンを選んでみたのだが・・・

ちなみに下は、那須で撮った本物のダチョウの脚。
最近は動物の部位にばかり興味を持っている(笑)
ダチョウにつつかれそうになったが、挫けずに撮影した。

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今日のフェラーリ・そして床屋


LEICA X1

今日は穏やかに晴れ、暖かい一日であった。
フェラーリ日和だったらしい。
銀座にはフェラーリが溢れており、少し歩いただけで何台かと遭遇した。

ちょっと早いが床屋に行った。
再来週が出張なので、今週のうちに行っておこうと思ったのだ。
記録を見た担当者の方から、前回から3週間しか経っていないと言われた。

御徒町に行き、カバン屋さんで頼んでおいたカバンを受け取った。
2月に頼んだものが、やっと出来上がったのだ。
とてもいいカバンなので、近く紹介しようと思う。

しかしその後大きな震災があり、価値観が根底からひっくり返ってしまった。
完成の連絡を受けたが、震災前に考えていたことに多少の違和感を覚え、戸惑いを感じているのも確かだ。
原発の温度がまた上昇しているようだが大丈夫だろうか・・・






今日の時計ベルト。
様々な色のベルトを試す過程で、当然オレンジのベルトも買ってみた。
ロリカのシリーズからオレンジを選ぼうかと思ったら、たまたまお店で在庫が切れていたので、モレラートのグラフィックのオレンジにしてみた。
まあ、オレンジが試せればどれでもいい。
ベーシックな何の変哲もないカーフで、比較的安価なベルトである。

いずれにしても、合わない(笑)
見ただけで、二度とオレンジは買わないことに決めた(笑)
色ばかりではなく、質感も時計のグレードに合っていない。

今日は暑かったので、シャツの腕をまくって歩いた。
すると腕時計が非常に目立つ。
人の目が時計に行くことも多く、あまり変なベルトは付けられないことがわかってきた。
男性の場合、どうやら時計で値踏みされることが多いようだ。

時計のベルトも、一般市販のものとオーダー品とでは、見ただけで品質が違うのがわかる。
おかしな話ではあるが、初めてのお店では対応が違ってくることもある。
結果的には、御三家の高価なベルトと組み合わせるのが無難なようだ。
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那須のお食事


D3 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G(上の写真)
LEICA X1 (下の写真)

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Mrs.COLKIDは、来週は女性だけで日光に泊まりに行く。
ご存知の通り、先週も日光、今週は那須にでかけた。
もともと栃木県出身だが、まるで栃木県の親善大使みたいだ(笑)
震災や風評被害に遭っているのを、少しでも救おうという気持ちもある。

というわけで、東京出身の僕も、栃木に関連した記事を積極的に書くことにした。
アート・ビオトープに宿泊したが、昼食や夕食は当然外でとった。
今回の旅行はとりわけ食事が良かった。
二日目の昼食はいつものショウゾウ・カフェ、夕食はアート・ビオトープに頼んでクッチーナ・ハセガワを予約していただいた。
さらには三日目の昼食は二期倶楽部東館のガーデン・レストランと、食事に関してはほとんど最高のコースであった。



那須で圧倒的に優位だと感じるのは、水がよく野菜が新鮮だということだ。
そこに腕のいいシェフの力が加わるわけだから、当然のように素晴らしい料理が出来上がる。
本当に美味しいお店で食べると、正直なところ銀座の一流店より美味しく感じる。

写真は二期倶楽部での昼食。
ここに来たら、以前来た時にいただいた、幻のポークと呼ばれるお肉を食べようと決めていた。
ところがMrs.COLKIDからストップがかかった。
体のことを考えて、お肉はだめだという。

メニューに野菜のみのコースというのがあって、これにしなさいという。
促すというより命令だ。
ポークを食べようと心に決めていたので、本当にがっかりした。

ところがこれが非常に美味しかった。
どれも新鮮で申し分のない味。
菜園で採れたばかりの野菜を使っているようだ。
ちょっとびっくりして、ポーク・ショックから一気に立ち直ってしまった(笑)

聞けば、お客さんからのリクエストで生まれた料理だという。
野菜があまりに美味しいので、野菜だけの料理を作って欲しいという要望があったのだろう。
サクラ海老の入ったスープと、上の写真のメインディッシュ、それに下のデザートの3皿だけのコース。
実際には上の写真のプレートはかなり大きいもので、量的にも十分満足できた。



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アート・ビオトープ


D3 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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那須のアート・ビオトープという施設に宿泊した。
Mrs.COLKIDがネット上でみつけてきたのだ。
ひとことで説明するのは難しいのだが、非常に面白い施設で、個人的にはとても気に入った。

那須で最高峰の宿泊施設といわれる二期倶楽部(2007年8月17日の当日記参照)の敷地内に作られており、いわゆるホテルやペンションとは違う趣を持つ。
宿泊料は二期倶楽部よりずっと安価であり、長期滞在も可能な特殊な宿泊施設である。

ただし一般的な観光地の宿とは異なり、自然との触れあいやアート体験などが、滞在の主な目的となる。
「那須の文化や自然を楽しむための拠点」というのが、アート・ビオトープのサイトで謳われている施設の位置づけである。

特筆すべきは二期倶楽部東館のスパが利用でき、広大な敷地内の散策も許されていることである。
二期倶楽部内の素晴らしい味のレストランも利用可能ではあるが、金額的に宿泊料と釣合いがとれないかもしれない(笑)

お客は若い人が中心で、静かに時を過ごすことのできる人に、おのずと限られてくる。
一日中ものづくりに勤しんだり、読書や散策を楽しんだりといった、知的でクリエイティブな過ごし方ができる人だ。
こういう施設が出来るあたり、日本もずいぶんと成熟した一面を持つようになったと思う。



建物の内庭に玄関がある。
ガラスの工房と陶芸の工房の棟に囲まれている。




ここではアーティストや研究者の創作活動を支援しており、プログラムに参加するアーティストは、地域の芸術体験を促すためにワークショップやレクチャーを開く。
様々な交流や出会いが、新たな芸術を生み出すことを期待しているという。




建物の内装は清潔感のある白がベースになっている。
明るくシンプルでモダンだ。




部屋はスタンダードなツインルームをお願いした。
やはり白が基調のシンプルな部屋で、バリアフリーになっており、マンションの一室のような雰囲気。




部屋にはバス、トイレ、クローゼット、キッチンなどが付く。
バスは庭に面しており、緑を眺めながら入ることも可能だが、道を挟んだ二期倶楽部まで行けば、最高のスパや露天風呂もある。




部屋にはキッチンがあり、自炊が可能になっている。
電子レンジや冷蔵庫も収納されている。




朝食のテーブルは数が限られており、単に大勢の人間を泊めるための施設ではないことが窺われる。
晴れた日は屋外のテーブルも使える。




食事は基本的にビュッフェスタイルの軽い朝食のみだが、一部二期倶楽部に準ずる食材を使用しているようで、野菜や牛乳などは実に美味しい。
つい食べ過ぎてしまった。




食事の飲み物にはココファームのジュースも使われているようだ。
濃厚で非常に美味しい。




施設内ではアーチストの作品も販売されている。
多くは一点物で、なかなかおしゃれな物もある。
記念やプレゼントにもちょうど良いだろう。




ガラススタジオで、講座プログラムを受けてみることになった。
今回は残念ながら震災、停電の影響で炉が使えないために、受けられるコースが限られていた。




外部から来た子供たちが、マドラー作りの講習を受けていた。
バーナーを使う作業なので、真剣な表情で講義を聞いている。




僕はサンドブラストに挑戦した。
食事の予約があり、時間が30分ほどしかなかったので、簡単なカエルの絵を描いてみた。
セロテープでマスキングをすると、プラモデル作りを思い出す(笑)




マスキングが終わると、先生が専用の機械で砂を吹き付けて、くもりガラスにしてくれる。
この通り、あっという間にカエル・コップが出来上がった(笑)



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帰宅


D3X + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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那須から帰宅した。
高速は思ったほど混んではおらず、小さい渋滞がいくつかあっただけだった。
昨日の渋滞は酷かったようなので、なぜか連休最終日の一日前に、帰宅する人が集中したことになる。

今回の旅行では、写真はあまり期待できそうになかったので、あきらめて「普通の休暇」を楽しむことにした。
観光地に宿を取ったこともあり、「温泉」と「いい食事」の連続であった。
その上、今回は「アート」も体験した。(詳しくは後日)
Mrs.COLKIDもかなり満足したようだ。



今日の時計ベルト。
那須にはいくつかベルトを持っていった。
日によって、場所によって、付け替えようと思ってのことだ。
(ついでに暇な時に撮影してしまおうと思って・・・笑)
しかしベルトを年中付け替えるなんて異常だろうか?
海外の時計の中には何種類かの交換ベルトが付いてくるものもあるし、ベルトの専用ケースまであるくらいだから、ごく日常的に行われていることに違いない・・・(ホントか?)

これはドイツのリオス1931社のベルト。
素材はオーストリッチらしい。
ヨーロッパより取り寄せた。

グリーンのシボの入った革に白いステッチという、ごく当たり前のベルトが、探してもなかなかみつからない。
シボの入った革自体が、カバンなどによく使われているにもかかわらず、時計ベルトでは比較的少ない。
ずいぶんと探して、ドイツでやっとみつけた。

アクアテラの白い文字盤とよく合う。
お気に入りのベルトのひとつで、カジュアルな雰囲気を出したい時に使う。
ちょっとアイビーな感じもして、なかなかいいなと思っている。
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二日目


D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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今日は最初の予報と違って晴れた。(写真は先日日光で撮ったもの)
僕は車であちこちを回ったが、渋滞を避けなければならないこともあり、大して収穫はなかった。
まあ人の集まるところには撮るものは無い。
連休中は写真の方は期待できないだろう。

一方Mrs.COLKIDは、ガラス細工の体験や露天風呂などを楽しんだらしい。
今回は震災の影響で実家に泊まらなかったので、かえってのんびりできて、連休気分を味わっているようだ。

昼はショウゾウ・カフェでとり、夕食は美味しいイタリアンのレストランを特別に予約できた。
さらには温泉と、まあ連休を満喫している(笑)



今日の時計。
ついに白いベルトの登場だ(笑)

ボーム&メルシエのクラシマには、黒いベルトしか合わないと書いたが、もしかしたら白はいけるんじゃないかと気付いた。
しかし合わなかったら悲劇なので、いきなり本物は買わず、カーフ型押しの安いものを付けてみた。
バンビのエルセのカーフ型押しホワイトだ。
イタリア製の発色のいい原皮を使用しており、裏側は汗対策にラバー仕様になっている。
意外に厚みがあり、作りも悪くない。

白っぽい銀色の文字盤に、なかなか良く合っている。
決して組み合わせとしておかしくはない。
恐る恐る腕につけてみたが・・・

まるでホストのする時計みたいだと、かなりの悪評・・・
その上、まああなたの風貌ならホストには見えないけど・・・と言われた。
何だか気分をそがれたので、白いベルトをこれ以上追求するのはやめることにした(笑)
たしかに時計には合っていても、これに合う服装や生活は、僕にはちょっと無理だ。
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那須にて


D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな写真

那須に来ている。
今回はわけあって実家には泊まらず、現地に宿をとった。
部屋はなかなかいい。
しかしネット環境がいまいち良くない。

東北自動車道は渋滞が激しく、到着に6時間近くかかった。
途中義兄の家に立ち寄った。
地震でかなりの被害を受けた家だ。
建て直すかどうか考えた末、補修で済ませることになった。

地震発生時、義兄はたまたま家の前の広場に立っており、家が揺れている様子を外から見る形になった。
震度6強から7近くあったのではないかという。

P波が届いた時点で、道を挟んで目の前にある空き地の地面から、ゴゴゴ・・という地響きとともに土煙が上がったという。
揺れが本格的に始まると、屋根の瓦の半分が崩れ落ちた。
やがて立っていることができなくなり、地面に座り込んだ。
隣のおばさんが這って出てきたが、何度か立ち上がろうとしてうまくいかず、あきらめてその場で頭を抱えてうずくまった。

被害を受けた家を見せてもらった。
家屋の向かって右側が、数センチ落ちて斜めになっている。
家の外壁が崩れ落ちて、危険なのですべてはがしてしまい、今はむき出しになっている。
内装を見ると家中のボードの継ぎ目にひびが入り、コンセントやスイッチはユニットごと飛び出している。
玄関の引き戸は倒れこんでガラスがふっ飛び、ひしゃげて閉めることが出来なくなっている。
裏手のブロック塀が10数mに渡り、斜めになり倒れかけているのが恐ろしい。

瓦はさすがに懲りたらしく、洋風のものに変えられていた。
とりあえずはその工事だけ行い、雨漏りで水が入り込むのをとめた。
この後家屋の下にジャッキを入れて持ち上げ、水平に戻す予定だという。
いつまた大きな余震が起きるかわからないので、それ以上本格的な作業が出来ないでいるのだ。

外の電柱が倒れかけて斜めになり、家につながっている電線がピンと張ってしまったのだが、大きな余震の際にその電線が家を引っ張り、とんでもなく揺れたという。
そのため東電に連絡して、すぐに電線を緩めてもらった。

下に断層が走っているために被害が大きくなったという。
この部分が断層だと、家の前の道のアスファルトが大きく痛んでいるところを指差して義兄が言った。
そんなにピンポイントで断層がわかるものと初めて知った。
皮肉なことに庭に建っている納屋は、断層から数mずれて、岩盤の上に乗っていたために被害が無かった。
建物を見ていると呆然となるが、義兄はもう笑うしかないという表情で説明してくれた。
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停波


D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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福島県のおおたかどや山という山の山頂から、標準電波が発信されていた。
ところが東北地方太平洋沖地震が発生した時、地震の被害を回避するために数時間に渡り電波送信を停止した。
しかし翌日、福島第一原子力発電所事故の半径20km圏内にあたるため、避難指示に従い再度停波措置が取られた。
4月になって暫定的に送信が再開されたが、何と4日後に落雷を受けて機器が破損、またも停波することとなった。
今のところ復旧は未定だという。

ご存知の通り、電波時計はこの電波を受けて時刻を修正している。
誤差が10万年に1秒というのが売りであったが、今のところ関東から北あたりの電波時計は、盛大に狂っているはずだ。
それでも普通のクォーツと同じ精度ではあるのだが、完璧であることが売りの電波時計が狂っているのを見ると、なぜか不愉快で仕方がない(笑)
お店に行っても、電波時計のコーナーには、今は普通のクォーツの精度ですと立て札が立っており、やはり売場に今ひとつ活気がない。

日本国内ではもう一ヶ所、九州の佐賀県にあるはがね山というところから、標準電波が発信されている。
本来は福島の電波が届きにくいということで作られた局だそうだ。
条件がかなり良ければ、この電波を関東や東北でも受信できるようだ。(北海道は完全に無理とのこと)
僕の場合、出張で九州に行くたびに電波時計を持っていって、正確な時刻に合わせるようにしている(笑)

ところで3月にスイスのバーゼルで行われた時計の見本市では、新しい形態の腕時計が日本から出品された。
シチズンからは、GPSの時刻信号を受信して正確な時刻を表示する「サテライト・ウエーブ」が出品され、今秋にも発売されるという。
これなら電波が届かない海上などでも、問題なく正確な時刻の情報を取得できる。
価格はかなり高いようだが、順次コストダウンされていくだろう。

カシオから出品された新型G-SHOCKは、スマートフォンとブルートゥースで通信して、電話から正確な時刻情報を受け取るという。
時刻以外にも、スマートフォンと連携していろいろな機能(着信時に相手の名前を表示したり、着信音を時計側からの指示で止めたり)が実現するようだ。
こちらも今秋発売予定だそうで、将来は腕時計との連携を前提にしたアプリも開発されていくという話。
将来このタイプの腕時計は、標準電波受信方式が主流ではなくなっていくかもしれない。



今日の時計ベルト。
これはジャン・クロード・ペランのビーバーの革のベルトだ。
現在は製造中止になっているそうだが、都内のお店でデッドストックをみつけた。(他社からは出ている)
いわゆるビーバーテイルというやつだろう。
艶のあるうろこ状になった革。
特にどうと言うことはないが、いろいろな革があるものだ。

ところでシーマスターのアクアテラ、それも文字盤が銀色の方は、実にいろいろなベルトとの組み合わせを受け入れてくれるデザインであると書いた。
時計ベルトの専門店を見ると、大抵時計本体の販売も一部行っているが、当然その機種はベルトの交換を意識して選定されており、シンプルで癖のないデザインの製品が多い。
面白いことに僕が好んで買うフレデリック・コンスタントやGSXなどを扱うお店が多いのだ。
どうやら革フェチの嗜好は一致しているようだ(笑)
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単なる日曜日


D3X + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

大きな画像

今日はゆっくりした。
遅くまで寝ていて、起きてからもだらだらと過ごした。
天気もイマイチだったので、写真は撮らないことに決めた(笑)

世の中は連休中の会社が多いと思うが、僕の場合は昨日の土曜日は出社、明日の月曜日も出社なので、今日は単なる日曜日と言える。
やることがある会社は、休んでなんていられないのだ(笑)

午後から外出して、時計のパーツなどを買ってきた。
銀座に出たついでに、Mrs.COLKIDと待ち合わせて三越で食事をした。
レストランは一応お客でいっぱいではあったが、連休中の日曜日であることを考えると、やはり人出が少ないと言わざるを得ない。

一昨日と同じで、途中から雨が降り出した。
濡れないように地下を通るルートを選び、地下鉄で秋葉原に出て、また時計のパーツを購入した。
ベルトがどんどん増えるので、その分Dバックルを買わなければならないのだが、都内の量販店の保有する在庫を、ひとりで押さえる形になった(笑)

帰宅してから、先日のプライヤーでベルトに穴を開けたり、Dバックルを取り付けて長さを調整したりした。
今も目の前に大量のベルトが並んでいる。
これだけのベルトを、次々に苦もなく時計につけたり外したり出来るのは、やはりワンタッチ式バネ棒に交換したからで、パンチホールプライヤーを買ったのは正解といえるだろう。




今日の時計ベルト。
今日は一日、このベルトをして歩いた。
ジャン・クロード・ペランのワニ革で、旧型のデッドストックを購入したため正式な型番は不明。
先日と同じ丸斑なのでクロコダイルの脇腹かと思われるが、こちらはつや消しのダークブラウン。
裏側はタン色の牛皮が使われている。
ご覧のようにふたコブのド-ムタイプで、根元付近の厚みは実測で5ミリ弱ある。

時計と実に良くマッチしており、母親に見せても感心するほど。
基本的に時計本体に厚みがあるから、こういう厚みのあるベルトは合う。

しかしそればかりではなく、やはり御三家のように高級なベルトの方が、品質的に時計とバランスがとれるようだ。
考えてみれば、たとえば1万円の時計と100万円の時計で、ベルトが同じものであるわけはない。
ベルトのランクにも、いろいろあるということだ。
量産品で売られているものと特注品とでは、クオリティに一線が引かれることがわかってきた。
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