カバン


D2X + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

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アメ横のガード下に小さなお店を持つ、万双という鞄屋さんで、カバンを作ってもらった。
欲しい色の在庫が切れていて、次回の製造ロットで作ってもらうことになったのだ。
2月にお願いしたのだが、ゴールデン・ウィークの最中に完成したという連絡を受けた。
少人数で職人さんがこつこつと作っているので、時間がかかるのだ。

高品質で有名なお店で、製品の出来から考えると非常に安価である。
本来は高級ブランドの鞄を製造していた人たちが、より低価格で提供できるようお店を開いたという。

最近はこういうメーカーがいくつかあるが、その中でもトップクラスの品質だという噂は聞いていた。
小さい規模で量産化せずに作っているために、手作業ならではのクオリティが保たれているのだ。
そのために在庫のある製品は取り合いで、狙っているものをみつけたら即買う、というファンもいるようだ。
品質から考えても、ブランドの名を冠して売られている製品の半額か、それ以下ではないかと思う。

使う革の種類も製品ごとに変えてあり、それぞれの素材の解説は、同社のウェブサイトに詳しい。
革本来の良さを味わうためには、ナチュラル系の色を選ぶべきだと思うが、まずは仕事に使えるよう、黒を作ってもらった。
革のかたまりという感じのカバンで、革の香りがあり、革フェチにはたまらない製品だ(笑)
内張りが意表をつく鮮やかなオレンジというところも気に入っている。
次回別の型を買う時は、他の色を選ぶ予定。

同社のサイトで購入することも出来る。
各型ごとに現在の在庫数が表示されているが、なくなってしまうと、次のロットまで待つことになる。
女性用は他社にもいろいろあるという理由で、男性ものを中心に製造している。

お店は典型的なアメ横のガード下の小店舗で、場所が非常にわかりにくい。
御徒町の駅からガード下の小路を上野方向に進み、時計店のティーエスホリウチのある四つ角を左折し、アメ横のメインの通りの方に抜け出る細い道の途中にある。
いつも通っている場所であったが、そこにあるとは全然気付かなかった(笑)

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