りんご


LEICA X1

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ガソリンスタンドの待合室で、作業が終わるのを待ちながらテレビを見ていた。
部屋の中では、小さな子供がボールを転がして遊んでいた。
テレビでは幼児向けの英語教室が放映されている。
大きなカードに描かれた絵を見て、子供たちが英語で何というか答えるのだ。

リンゴの絵が描かれたカードを、先生が掲げた。
僕は心の中で「アップル」と言った。
すると部屋の中で飛び回っていた幼稚園児が、テレビの前で立ち止まって一言
「アポゥ」
と答えた。

僕はぎょっとなった。
幼稚園児の方が、正確な英語を話すではないか。
この年齢から、当たり前のように英語教育を受けているのだ。
恐ろしい世の中だ・・・

しかし考えてみれば、アップルというのはカタカナ英語だ。
事実上日本語の単語といっていい。
欧米の人に言っても、通用しないのではないか?

マック派の人たちも、これからは私はアップルなんで・・なんて言ってはいけない。
カッコつけて得々と言っても、逆に笑われかねない。

「私はアポゥなんで・・」
と言うべきだ。
さもないと幼稚園児以下と言われてしまう(笑)



今日の時計ベルト。
しばらく更新しなかったが、ベルト趣味をやめたわけではない。
ただ既製品の安価なものに手を出すのは自粛している。
結局フランス御三家クラスのベルトにしないと、満足のいく品質のものがないことがわかってきたのだ。

これはカミーユ・フォルネのボンベ仕様のクロコダイルのグレーだ。
ある意味、今までのベルトの中でもっともアクアテラにマッチしている。
しかも単に合っているだけでなく、非常にエレガントである。

クロコダイルのサイド丸斑のグレー、それも艶のあるタイプがしっくりくる事には気付いていたが、意外に製品が少ない。
モレラートの中にもあるのだが、質感がイマイチで気に入らなかった。
そんな中、たまたまカミーユ・フォルネの在庫している商品の中で、ほぼドンピシャリのものをみつけた。
しかもふくらみのあるボンベ仕様で、ごついオメガによく合う形状だ。

計算通り、モノトーン調に統一されて、ほぼパーフェクトなマッチングである。
ただし時計単体として完璧でも、腕に着けた時に映えるかどうかはまた別であるが・・・
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