返却


LEICA X1

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120iは一日で帰ってきた。
やはりタイヤの角度を見るセンサーが故障していた。
交換することであっさり直った。

車検の時、保証期間の延長に加入していたので、修理代金は一銭もかからなかった。
もちろん延長の時にそれ以上払っているのだが・・・(笑)
そろそろセンサー故障が次々に発生する時期と思われるので、あと一回でも出れば、金銭的には元は取れるはずだ。

短期間借りたZ4だが、久しぶりに背の低い車を楽しんだ。
ノーズがやたら長いわりに動きは軽快で、コーナーではスパーンと曲がり、アクセルを少し開けばテールも遅れることなくついてくる。
そういうところはFRレイアウトならではで、ただ線をなぞるだけのようなFFのハンドリングとは一線を画する。

しかし2.5リッターの小パワーのモデルということもあり、基本的には大人しい車であった。
神経質でテールの動きに敏感になりながら運転するようなタイプではなく、気楽に何も考えずにドライブできる。
ノーマルモードで走ると、ポジションの低さ以外は3シリーズと変わらないような気もした。
エコの時代とはいいながらも、こういう車ではもう少し豪快に走るパワーも欲しくなる。

ただしデザインが極めて目立つのは確かで、通行人の多くがこちらに注目する。
価格のわりにあまり乗っている人がいないこともあるだろう。
ビックリするほどカッコいい車である。
オープンで走れば天下を取ったような気分になる(笑)

戻ってきた1シリーズに乗ったところ、とにかくハンドルが重いのに驚いた。
もともと1シリーズはハンドルが重い傾向があるが、こんなに力がいるとは思わなかった。
おかしなもので、それ故にこちらの方がリニアでスポーティに感じる。

BMWの車には、他の車とは違う共通した何かがあり、それは1シリーズでも十分に感じ取れる。
隣席に乗っているだけの家族にもそれは感じられるようで、ボディの大きいZ4より、コンパクトな120iの方がいいという意見もあった。

ところで1シリーズがいよいよモデルチェンジする。
11月に新しいのが出るようだ。
相変わらずハイブリッドは無理のようだが、何か仕掛けのあるエンジンも用意されるらしい。
出たら買い換えるからと約束してしまった(笑)



今日の時計ベルト。
ジャン・クロード・ペランのクロコダイルのマット仕上げのダークブラウンだ。
ごくまっとうなありふれたベルトであるが、価格的には一番高価なもの。

竹斑と呼ばれるワニの腹の節のある部分を使用している。
このタイプは、ものによっては腕に着けた時、節の部分でカクカクと折れ曲がる傾向があり、けっこう不快である。
しかしこのベルトに関しては、厚みを薄くしてあるためか、しなやかに円を描いて曲がってくれ、着け心地もいい。

アクアテラとの組み合わせは、デザイン面ではまっとうすぎて面白くない。
一番スタンダードであるがゆえ、逆に平凡に見えてしまうという皮肉な結果となっている。
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