つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

放送大学短歌教室

2012-11-18 | 短歌
 放送大学岐阜学習センターで、15日、一日短歌教室講師を頼まれました。公民館での講座と同じく、万葉集と百人一首の歌の解説からはじめ、寄せられた作品を添削してゆきました。講座前日までに7人の方が歌を寄せられ、まずまずの作品が集まりました。作り方の基礎を前もってプリントして渡してありましたので、迷わず作られたようです。見学だけの人もありました。
 普段世間話しかしなかった人も、こんな内面を持っておられたかと新しい発見もありました。和やかな雰囲気で一時間半を過ごしました。

 全部で19首の歌が寄せられた内、次の歌だけがノーミスでした。初めての歌作りの場合は、添削すべき箇所がどこかにあるものです。Wさんは最初から完璧で恐れ入ってしまいました。短歌に向いている人かもしれません。上の写真は、我が家のツワブキ。下段の二枚は、県美術館庭。16日とは別のアングルで。

朝晩の寒さにめげず夕顔はつぼみ日に向け咲く時を待つ     Wさん

         
   

      
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公民館短歌会 81

2012-11-17 | 短歌
 一昨日も放送大学の短歌会があり、連日ですが、昨日も公民館短歌会でした。放送大学の歌会のことは、明日書き込みます。
 急に寒くなり、伊吹山も美しく冠雪していると言う話題に始まりました。いつも11月には冠雪し、高山には初雪が降ります。同じ岐阜でも、平地の私たちは初雪はうんと先です。

 秋の行楽シーズンで、お出かけの歌が多かったです。おみやげのお菓子もたくさん並べられました。 
 歌会前日タイミングよく、奈良のFさんから手作りのお菓子が届き、これも皆さんに味わって頂きました。保存料なしです。

 今月の歌は、姉妹二人で一泊の旅に出られたMさんの作品。彼女たちは夜遅くまでもしゃべり続け、とうとう声がかれてしまったという歌もあります。70歳近くてもいつまでもお元気で仲よしでいいですね。一同羨ましそうでした。

今月の歌

見晴るかす空と海とに横たはる瀬戸大橋は朝日にきらめく   Mさん

   

          
           淡雪ラズベリー羹
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岐阜工業高校OB展

2012-11-16 | 岐阜県
 毎年案内を頂くのにこれまでなかなか行けず、ようやく昨日、岐阜工業高校OB展を見に県美術館に出かけました。40回目です。美術館庭の木々が紅葉し、そちらもきれいでした。案内状を頂いたのは、以前(2008.10.1, 2011.5.7) に、ブログでも書いたことのある小栗シゲオさんから。パソコンを駆使して自分で筆も入れて完成されます。ベニス旅行からヒントを得られています。人を楽しくする絵を描きたいのだそうです。
 91点の作品の中で、次の二人の写真が珍しかったです。18日まで。

 初めて見た、和紙にプリントした写真。印画紙がソフトなため柔らかい雰囲気です。作者はこれをずっと追求されています。
 桂林と長良川の鵜飼を比較した写真も珍しかったです。室内の光が反射してしまい、見えにくいですが、中国ではいかだに乗り鵜飼をしています。      


       県美術館庭

  
  
   小栗シゲオさんのVenisu-1と2

      
       和紙にプリントした写真

    
     桂林の鵜飼


岐阜と桂林の鵜飼の比較
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クサミソハギ

2012-11-14 | ガーデニング
 先月末、友人の家の庭にみつけたクサミソハギです。花はミソハギに似ていて、とても丈低くて、地にはっているように咲いていました。植物サイトに訊き、ようやく分かりました。紅紫色のかわいい6弁の花です。ミソハギ科。メキシコ原産。グランドカバー植栽に適しているようです。漢字では、草禊萩。別名・メキシコハナヤナギ。下段の写真は、今朝挿した豆柿。

      

          
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オキザリス・トライアングラリス

2012-11-13 | ガーデニング
 このオキザリス・トライアングラリスも我が家に来て10年以上経ちました。最初は頂いた植物に付いてきたのです。前の庭師さんが時々立ち退きでいらなくなったお客さんの樹木を持ってこられることがあり、それに付いていました。庭のあちこちに殖えています。でも今年はもうそろそろおしまいです。
 ブラジル原産。カタバミ科。別名、サンカクバオキザリス(三角葉オキザリス)、インカノカタバミ、ムラサキノマイ(紫の舞)、カラスバオキザリス(烏羽オキザリス)など。高さ5~30cmで、花径2~4cmと小さいです。紫の三角の葉が特徴で美しいです。花色には白もあるようです。花期6~10月。(先月撮影)

       
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3年ものの奈良漬け

2012-11-12 | わが家
 友人の家で出された3年物の奈良漬けです。瓜はご主人が畑で作られ、酒粕は酒屋で求められます。
 まず大量の塩で塩漬け。3ヶ月くらい経ったら、塩を除き、次は酒粕と砂糖で漬けます。しばらくしたらまた新しい酒粕と砂糖でつけ直して、3年後には下のようになります。

 買った奈良漬けのように辛くなくておいしいです。でもとても真似は出来ません。帰りにはおみやげの野菜も頂きました。ご主人が丹精こめられたもの。宿儺かぼちゃも美味しかったです。庭の五葉松が見事で、どこの庭師さん? と聞くと、なんとご主人。我が家の五葉松もお願いすることにして、話は成立。にわか庭師さんになってもらいました。定年後で暇があるようです。これまでの庭師さんは、昨年手術してまだ療養中です。

     

   
    頂いた野菜 上左は宿儺かぼちゃ
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四角豆 2

2012-11-11 | 植物
 四角豆の花の記事は、2010.10.18に書いていますが、莢を食したのははじめて。普通のさや豌豆のように煮ものにしました。断面がおもしろいので撮ってみました。先日(10/24) のナタマメと言い、豆には面白いものがいろいろあるものですね。味はと言えば、特別のものでもなく形の珍しさだけでした。

 最下段は、今年の我が家の裏庭の柿。何年かぶりに50個あまりなりました。大小さまざまです。2年ぶりの剪定に励む庭師さんにも進呈。一昨年までの方は病欠です。

      

   

       
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長屋門展示室 17

2012-11-09 | 岐阜県
 昨日は、各務原市の方々の長屋門展示室の訪問を受けました。胸には歴史散歩というプレートを下げておられ、どうやら歴史に関心のある方ばかりのようでした。いつも芳名録に記名して頂くのですが、カウントを見れば500名を越えていました。地方のマイナーな展示にこんなに来て頂き感謝です。
 いつものように大竹先生の引率で説明もフォローして頂くので助かります。今回は古文書もよく見て頂きました。各務原市の歴史民俗資料館長さんから、各務原名物のお菓子まで頂き恐縮してしまいました。

追記; 後日I館長さんにお礼のメールとブログのことをお知らせしたらこれを見て頂け、お礼のメールが来ました。下はその一部。
「今回は「岐南町の史跡をめぐる」と題して
木曽川学研究協議会が企画し、公募したところ
各務原市や犬山市、笠松町、一宮市などから
約20名の応募がありました
全員が、岐南町内をじっくり回るのは初めてです。
大竹先生の案内で約5時間掛け、
岐南町の歴史や史跡についてご講義いただきました。

ブログの掲載もありがとうございました。
今回のご訪問は年度末にまとめる「木曽川学研究」に掲載しますので
刊行しましたらお送りします。」
(木曽川学研究はこれまで発行されたものは全巻頂いています)

     
      歴史散歩の皆さん 後方は庭師さんの車

   
   
    甘みがセーブしてあり美味しかったです
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句集 紺

2012-11-08 | 
 友人の奥様が発行された句集「紺」と、私の歌集(領海を越えて 記事は2005.2.10) とを、同窓会のおり、交換しました。著者は、山田球みさん。日頃頂くのは歌集ばかりですが、時には別の短詩型を読むのも悪くないと思います。紺と書いて「こんじょう」と読みます。
 お二人は、京都で大学時代を過ごされ、そこで知り合われ、今は横浜にお住まいです。東京と京都の地名がある俳句は、私も関西と東京に住んだことがあるので、親近感を覚えます。
 俳句集は、2009.5.31に、岐阜県俳句作家協会事務局長の辻さんから贈られた句集「冬林檎」以来です。

 最初有名な雲母に所属されていたのですが、しばらくしてその結社解散に伴い、白露に変わりずっと続けておられます。俳句歴23年。花神社版。204ページ。
 心に留まった句を挙げます。一句目はスペイン旅行の句。同じ思いでしたし、次の祇園祭も。次は息子が入学したころが思い起こされます。4句目は東京の一葉記念館ででしょうか。五句目も捉え方がうまいです。作句スタート時点から完成されていたような気がしました。

日盛りのオリーブの畑沈黙す

洛中に高き空あり祇園鉾

啓蟄の安田講堂灯れる

一葉の眉目は母似冬の梅

女雛の眸いつもはるかな旅にあり

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プロムナードコンサート

2012-11-07 | 文化
 友人からチケットを頂き、昨日は長良川国際会議場メインホールで催された「じゅうろくプロムナードコンサート」に行きました。銀行が毎年開催しているもので、今年は16回目。銀行の名と同じ回数になりました。2009.12.9と、2007.10.16にも彼女から頂いて聴きに行きました。口座があるので申し込めばよいのに怠けています。リンクしているナワ~ルド@峠おやじさんの勤務される銀行主催。

 殆ど聴いたことがあると思わせる曲ばかりでなじみがありました。昨年秋北欧に出かけたこともあり、グリーグのペールギュントと、シベリウスのフィンランディアは印象的でした。下はプログラム。



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