つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

貞照寺と村国座

2012-11-05 | 岐阜県
 今年の岐阜県歌人クラブの吟行会は、各務原市を中心にして開かれました。二度に分けて報告します。
 まず、欧米でも「マダム貞奴」と謳われた川上貞奴が眠る、貞照寺。木曽川のほとり、各務原市鵜沼に私財を投じて、貞奴が創建しました。貞奴は、明治4年東京生まれ。明治32年欧米巡業に出発。帰国し、東京公演。明治座で引退公演をしてから岐阜のこの地にお寺を創ったのです。信仰心が厚いことが伺われる伝記風の何枚もの浮彫があり、本堂の周囲に飾られています。上の写真は本堂。
 芸能上達の寺と言われていることもあり、有名俳優が祈願。本堂にその名前が掲げてあります。
 お墓は、藪の中の簡素な場所にあります。

 村国座は、壬申の乱で活躍した豪族の村国男依(おより)の1400年前の円墳の前に村国神社がありますが、その隣に明治5年に建てられた農村舞台で、国の重要文化財。平成18年、2億円余をかけて改修されました。最初の建物は、明治5年から完成まで10年かかりました。

 最下段の釜飯は、出汁がきいて意外に美味しかったです。

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      山門

    
    貞奴のお墓

         
          本堂の周囲の彫刻の一枚 航海中海からあしかが出たので、不動明王に祈念し退治された場面

  
   村国座

      
        舞台

           
            地下3mにあるまわり舞台の装置 手動です

       
        昼食

      

   
コメント (8)
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