つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

ふたつの短歌会 2

2005-11-21 | 短歌
 地元公民館の歌会と東京の歌会の作品をそれぞれ一首ずつ紹介します。

ちっちゃな手生れて間もない琴葉ちゃん壊れはせぬかとそっと抱きぬ Sさん

 初孫を抱いた喜びにあふれています。この場合は、文語に拘らず口語体にされたことで実感が出ました。美智子皇后も皇太子様ご誕生のとき、この作品とよく似た歌を詠まれています。

明け方にポンと音して咲くといふ蓮に会ひたし不忍池        Dさん

 私もその音を聞いてみたいものです。

 なお、写真は、今年9月に発行された、古今和歌集奏覧1100年、新古今和歌集奏覧800年の記念切手です。左側は小野小町で右側は藤原定家です。買いそびれてTさんに頂きました。ありがとうございます。


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2 コメント

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自然な歌が (oko)
2005-11-21 18:50:30
素直に詠めますこと素敵ですね。

幸せ溢れんばかりの赤ちゃんへの思いが私にも伝わるように存じます。

蓮の開花の音、よく聞く話ですが、来年は早起きをして是非大賀ハス発祥の地へ出掛けてみたいとも考えております。
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日記がわり (matsubara)
2005-11-21 21:57:08
okoさま、ようこそ。

私達の会は素直な歌を詠む人が多いです。何しろ日記がわりに詠みましょうと呼びかけましたので・・・

ご批評ありがとうございました。

私も初孫を抱いたときを思い出しました。
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