つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

公民館短歌会 112

2015-09-19 | 短歌

 8月は毎年休みますから、昨日は2ヶ月ぶりに公民館短歌会を開きました。いつもの万葉集の続きです。7番歌に進み、中国の五行説に関連している歌です。四神にも関連していて、丁度よい機会なので、古代の壁画などによく見られる四神について詳しく説明しました。もともとは、中国からの説。東西南北にそれぞれその方向を表す季節と色と動物の図柄が決められています。神獣ですから架空の動物です。分かりやすいのは、高松塚古墳の壁画。この方向の壁に神獣の図柄が美しく描かれています。キトラ古墳もそうです。四方をこの神獣が守っているのです。写真は、庭の花たち。

 方角 季節 色 神獣

 東  春    龍

 西  秋   白 白虎

 南  夏   朱色 朱雀(すざく)

 北  冬   黒 玄武(亀に蛇が巻きついている) 

北原白秋は、ここから自分のペンネームを決めています。白虎隊も。兵庫県の名勝地・玄武洞も・・・玄武岩もそうです。また、平安京の朱雀門もこれに基づいています。 

追記;知っていたので書こうと思っていたのに割愛していました。junjiroさまのコメントを見て、追記します。大相撲の土俵上の4方にある房の色も、やはりこの四神によります。

 今月の歌

セミだけが生きてるやうな夏の午後人みな籠る灼熱の街 Kさん

     

     tonaさまから贈られた種から モミジバルコウソウ マルバとモミジバと混植しています

     

     マルバルコウソウ

              

              ハナトラノオ

     

     ムラサキツユクサ

       

       ピンクのサルビア

   

   ノウゼンカヅラ

     

     頂ものの葡萄

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする