つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

宇治へ

2015-09-15 | 国内旅行

 一昨日、放送大学研修旅行で宇治に行って来ました。平等院鳳凰堂は、60年前の修学旅行、35年前の子供連れの旅と、今回で3回目。56年前に昭和の大修理があったということなので、最初に行った時は古めかしいもので、次は修理も終わりまあまあというところ。今回は平成の大修理の後でピカピカ。大変な混雑ぶりでした。前回は人もまばらでしたので、余りの違いようにびっくりです。まばゆいばかりに改修されました。しかし、瓦の一部に1000年前の物を使うなどして、歴史も織り込まれています。

 鳳凰堂の梵鐘は、日本三大鐘の一つで、風化の心配もあり、鐘楼のものはレプリカ。本物は鳳翔館に収められています。35年前はこのような立派な宝物館はまだなかったです。上の写真はカタログのもの。文様が日本一美しいです。飛天がすてきです。梵鐘の音では三井寺。3つ目はいろいろ説があり、神護寺か、東大寺か意見が分かれます。国宝です。

 鳳翔館の雲中供養菩薩は、近くで見られて素晴らしさが再認識されました。以前は鳳凰堂の内壁に直接飾られていたため、遠すぎてよく見えなかったのです。

 平等院の次は、源氏物語ミュージアム。宇治十帖の場面が、詳しく映像化されていました。全体が王朝時代の雰囲気です。屏風も美しかったし・・・ここは35年前はまだ建設されていなかったのです。あの時は黄檗山万福寺も行き、別の日に、西国33ヵ所札所の一つ、三室戸寺にも行きました。紫陽花のころでした。

  

        

                

 

     

     白っぽく見える瓦は1000年前のもの

                 

                      

                       平等院境内の源三位頼政の墓

    

    頼政の墓のある境内の萩

 

          

          重要文化財の宇治上神社

                

                重要文化財の宇治神社 宇治にいわれのある兎の話が書いてあるプレートも展示

       

       宇治神社前の歌碑 喜撰法師のよく知られている歌 わが庵は都の巽鹿ぞ住む…

                

                宇治上神社近くの与謝野晶子歌碑

      

     この日は宇治川が増水し鵜飼は中止

コメント (10)
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