つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

生きること・死ぬこと

2012-07-20 | 学校
 放送大学心理学セミナーでは、時々生徒の講話会が催されます。昨日の講師、Tさんのテーマは「生きること・死ぬこと」。あまりにも重いテーマのため、二度に分けて話され、続きは11月の予定です。
 先ず、死生観について考えられるようになった経緯について。二十歳の大学生のころ生死にかかわる重病をされたこと。お兄様お二人が70そこそこで亡くなられたこともあるようです。また、お義父様が亡くなられるにあたり、不審なことがあり、医療ミスではなかったかと疑いながらも、訴訟しても医師側が殆ど勝訴、ということを聞き諦められたこと。提訴するなら、カルテまで差押えなければならないという煩雑さもあるようです。

 ご夫婦とも60代ですが、尊厳死協会に入られ、カードを持っておられます。余計な延命措置は断るというものです。海外では、Living will。 つまり、「生前の意志」。実は私も、ある年齢になったらこの手続きはしようと、友人から教わった申し込みのノウハウの手紙を持っています。

 印象に残った言葉は、下にもあるように、「どのように死にたいか」という問いに、「晴れた日の朝、あたたかな日差しのさし込む自宅の居間で、家族に看取られて、苦しむことなく、思い残すこともなく、"まあまあよい人生だったなぁ"と、そんな死を迎えたい。」
 葬儀のやり方もお子さん達に伝えてあるようです。(上の写真はピンカ)

 
コメント (8)
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