湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/28 懇話会活動・わーく活動と障がい者支援防災活動の接点強化を考える

2014-10-29 06:02:26 | 地震津波災害ボランティア

2014/10/28 記
--------------
Skypeを使って、奈良**大MLの**さんに協力を依頼してテスト。懇話会に透析をしている##さんとTV会議が一応出来ることがわかった。しかし問題は、被災時の体験談を交わすところから、私たちが何を見通していくかという点で、先方の医師と合同で意見交換を行うというような演出をしていかないと、地域医療と災害という論点にたどりつかないだろう。

先方にSkype経験者がいれば、高田病院とか石巻赤十字病院も,湘南まで足を運んでいくことが難しい方も、意見交換が可能になる。特別支援校関係者もそうだ。しかし実際は、被災地に協力者がいないと、私の身体はひとつだから、話が進められない。ただ企画の枠がひろがった。

「わーくNo.048」の構成が8ページ型に落ち着きつつある。連載ものの「汎用個人医療情報QRカード」と「マイクロFM」、Top記事、「金曜ミニカフェ予定表」で4ページが無くなり、残り2~3ページが「金曜ミニカフェ番組の各回レポート」となり、あと1~2ページが空く。ここは、今、「N君と私の雑談」が入っているが、ここに取材記事を隔月1本入れられないかと、思っているのだ。

悩みは、懇話会の活動も、「わーく」の活動も、障がい者サイドの切り口が弱いことだ。もともと高機能自閉症とかアスペルガー症候群、ADHD,鬱病、パニック症候群等、あえて束ねれば、自閉症スペクトラムと神経症という領域に関連した、引きこもりの青少年という、従来の身体障がいや、知的障がい、精神障がいという範疇に接しながら、活動が別だった人たちを対象にしてきた経過から、同じ災害ボラを語りながら、なかなか重ならなかった経過がある。

障がい領域の中でも、有効なサポートがあれば、安全避難が何とか可能の方もいれば、ベッドや車椅子等物理的障がい、コミュニケーション障がいのように、時の運を待つような感覚になっている方もいる。そして圧倒的多数が、避難訓練を防災活動と勘違いしているため、いわゆる亜急性期・慢性期のサポート活動のような避難後を活動対象にしていることが通じないイメージの壁がある。

例えば「避難所マイクロFM」の話は、引きこもり青年たちが結構取り組んでいる。災害ボラ活動への参加のファーストエイドの役割があり、中高生世代の集散点という居場所作り活動なのだが、ここでいう「引きこもり青年」は、「わーく」の場合、自閉症スペクトラムという困難を抱えている子が多い。避難生活の中の居場所・世代ネット作りを考えている。軽度の方は課題が違うのだ。これが障がい者活動にフィットしていないのがわかる。

連載「医療情報QRカード」は、被災時、身の安全確保のために必要なことはわかるが、避難所生活の様子と、仮設またはみなし仮設の生活サポートに発想がふくらんでいない。

懇話会でも同質なものが挟まっている。だから、被災地からの体験紹介を入れたいと思うのだ。「被災時の災害弱者の医療保障」という点で、当面は、高齢者・障がい者共通のテーマでいくが、障がい者サイドに直結したテーマも追いたいのだ。

今週の金曜日は、埼玉・川越の自閉症者安全避難訓練の話題を入れる。

11月は県立鶴嶺高校ボランティア塾の応援で、少し脱線してNHK仙台のドラマ「ラジオ」を14日に入れる。この辺、思案のしどころなのだ。

夜間傾聴>なし

(校正1回目済み)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする