湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

1/2 慎重に歩を踏み出すことを

2011-01-04 05:42:00 | 引きこもり
2011/01/02 記
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母の友人の家族の闇金多重債務の取立ての件は、地元警察署の相談係が動いたようで、今のところ直接の取立ては行われていないようだ。しかし、話によると、無言電話がかかってきていた。私のようにカウンセリングの関係で、年中いたずらを受けている者は対策を打ってあるが、初めての者は動揺する。すべて非通知だそうだ。

刑事事件になれば、アクセスログをとってあれば、事件の程度次第で回線業者の協力を要請し、ある程度の事後の逆探知は可能。しかし今回の話ではないが、買い物など外出すると、通行人が咳払いをし、道筋、咳払いがあちこちから聞こえ、何処までもついて来るという事例があった。こうした陰湿な、いじめと同じ構造の脅しがあったことを前に聴いている。姿を見せず、複数で当事者を心理的に追い込んでいく。現在の消費者金融はむしろ合法をごり押ししてくるが、闇金融は犯罪立証しにくい形で、当事者を追い込むことは、今も続いている。経過報告を母親から受けていたので、警察署に逐次報告を入れておくようにと、最低限のガードの話をした。

茅ヶ崎の場合も、多重債務相談に特化した市民相談窓口がある。司法書士会も無料相談窓口を持っている。問題を抱えている方は問い合わせてみるといい。

こういう事件が母の友人宅で現に起きていることに、母は動揺した。正月という幸せな時間が、業務休止期間という空白の時間に反転してしまう恐ろしさ。路上生活者の多くがこの多重債務に苦しんでいる。それが身近に起きた。事情が事情だけに4日の葬儀は直接の親族のみの密葬となることが決まった。

私は交通事故手術の医療ミス(病院は認めないが)から、手術を繰返したために2年を病院で過ごした。だから糖尿病で足を切断に追い込まれた方や、網膜症を起こした方の重症の糖尿病患者を身近に見て来た。突然死という形の心筋梗塞の引き金もこの病気が作る。寿町の車椅子の足の切断の方の多さは信じられないほどだ。そのかなりの効率で糖尿病の方が混じっていると想像する。

この三賀日、私は動けないが、母には中間に立つのをやめろと言った。相手は遠方である。この時期遠方に出かけること自身、今の母には無理だ。

今年は喪中の葉書も多い。私の世代は両親の介護を抱えている。だから必然的にこうした傾向が出てくるのだが、ため息が出る。しかし何十年も続いている活動の健在な様子を運んでくれる賀状もある。

その年賀状の送り主には、塾屋もいる。私の田無の友人は、仮説実験授業などの柔らかな授業内容の塾を20年やっている。元過激派だった私が教室を訪問するたびに、某政党系の彼からは警戒されてしまう。「お前を雇うゆとりは無い」という困った状態になるが、政治的な立場でなくても、爺ィは自分のスタイルを持っている。例え採用して塾の方針を指示したとしても、枠に収まるはずも無い。だからなおさらに「お前はうるさいから嫌だ」になってしまうのだが、フリースクールが紹介され始めの頃ほどの社会的な意味合いは薄れてきているが、自らが生み出す私教育活動の、まなびの価値は精彩を失ってはいない。私の場合、介護が収入面で両立せず自営塾再開を阻んできたが、年を考えると、時勢は厳しいが、再考する時期に来ていると思う。そのとき私の塾はキャリア教育が個性に成るように思う。彼の塾は「環境」を鍵とした徹底した情操教育と居場所作りに特徴があるのだが、私のように、進学塾と予備校の外勤(家庭教師より訪問カウンセリングの色彩が濃い。)講師という、最前線ではあるがいわば土壌改良に留まる仕事からみると、うらやましくなるストレートな実践も含んでいる。

「買い物難民」読書会や、「携帯補助機能活用キャリア底上げカリキュラム」精選、ソーシャルファーム湘南紹介炭谷講演実現など、いずれも大きな構想の周辺を回っているのだが、そこを分かち合ってくれる協働実践者をそれぞれ生み出していくのが早急の課題。彼の塾ではないが、急ぎではあるが、じっくり構想を論議できる環境と人材を作っていかなくてはならない。もう空転は8年目に入るのだから、ここを何とか動かしたいと願う。塾屋稼業も、生涯のセイフティネット作りと無縁であるとは思えない。彼への返信葉書には、「警戒しないで大丈夫、別の絵を描いているのだから」という内容をこめて書いた。しかし、思う。ほんと20年は力だよと。

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白玉粉を使って、雑煮もどきを作って母に食べさせた。本当は外に放置してしまったニクロム線方式の火鉢を使って煎餅汁用の煎餅を焼いて、雑煮を作ればいいのだが、とりあえずお手軽に作ってみた。母には好評だったのだが後がいけない。またダンピングが始まってしまった。体調に合わないと体力を消耗するので、メニューには苦労する。甘塩鮭を使ってシチューを作った。これもまた食べなかった。メニュー切れ…頭痛。困った。

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元の塾の生徒たち(今はおじさん&おばさん)が年末に忘年会を開いた。そのときの映像がメール添付で贈られてきた。彼らも所帯を持つと、集まりに来にくくなっているようだ。湘南にこないかと誘ったが返事が無かった。大森海岸君(仮名)のように器用ではないといわれてしまうのだ。ホストの自由が丘あたりで、春になったら会おうという話になった。

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母の通院診療は5日に再開する。後期冬期講習は6日まで。巡回関係は7日までだ。

夜間傾聴:(この時期は昼間もあり)

     中央林間君(仮名)
     橋本2君(仮名)
     旗の台君(仮名・傾聴にあらず)


(校正2回目済み)
コメント
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