日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ねこ

2017年08月21日 | 生活・ニュース

 「今、うちの犬が鳴いた、あんたは犬が嫌いでしょう」、2度目に訪れたある治療院でいきなり言われた。確かに姿は見えないが犬の鳴き声は聞いた、それが治療院の飼い犬かまでは知らない。わが家でも飼っていたことがあり、普通に接しているつもりでいた。いかにも、どう猛性を感じれば避けて通るかもしれないが、それほどの覚えはない。

 犬も猫も、かわいがる人とそうでない人は区分けできる、と愛犬家や愛猫家の人からは聞くしそれに近いことは目にしている。その眼力には恐れ入るが、特別な感情を抱いていないのに区分けされるとは徳の無い人間だと我が身反省したこともある。だが、毎日接するわけでもないし、まあいいか、くらいに思っている。

 奥行きの長い雑草除けに敷かれたシートに、同じような色と格好の猫が同じ姿勢で3匹寝そべっている。これは面白い、とカメラを向けた。すると手前の1匹が頭を上げじっと見る。願わくば寝そべって欲しいと思いながらシャッターを押した。頭をもたげたのが合図かのようにほかの2匹はシートの奥に移動しこちらを見ている。

 外観は気の毒だが野良一家の親子だろうと思う。頭をもたげた猫はそのままの姿勢でじっと私を見ている。それは2匹を守る姿勢に見える。飼われている以上に守ることへの執着は強い。いつか見た道路の左右の安全を確認してから子猫を横断させた親猫を思い出す。すっかり様子の変わった被写体を残念に思いながらカメラを収め野良一家の安全を願った。
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鬼平犯科帳

2017年08月20日 | 生活・ニュース

 最近、道の向かい合わせで白壁を綺麗にされた通りがある。共に由緒ある和風の家であるが、壁の内側はうかがい知れない。そんな通りも、昼間は綺麗になった、くらいの思いで通り過ぎている。先日、その白壁のそばを所用があって暗くなってから通った。街灯の灯りが白壁に反射しているが、それがなければ真っ暗な通りとなる。

 この通りはかっての城下町の一筋ということもあり、その時代はこの様な光景だったと思わせる。時代劇なら人通りのない暗がり、後ろから太刀を浴びせられるかもしれない。全巻読んだ「池波正太郎 鬼平犯科帳」の一場面を思い出しヤリとしたものを感じる。鬼平は実在の人物で、寛政の改革による経済不安から増加した犯罪を、足と耳と勘で凶悪犯を一網打尽に捕らえる痛快さが受けた。

 鬼平は火付盗賊改方長官・長谷川平蔵。物語を読むうち、鬼平は凶悪犯を捕らえるだけでなく部下や密偵への接し方に、いまでいう人材育成として教えられるものを感じていた。難しいことではない、厳しく優しく思いやるという3つの事だった。監視カメラやスマホの無い時代、情報を収集に走る部下や密偵への言葉からそう感じていた。

 現在のような各種カメラや写真、通信手段もない時代の犯罪へ立ち向かうには強い人の絆か生み出す力しかなかった。今、未解明で不可解な案件がいくつもさまよっている。記憶を呼び戻し鬼平に劣ることのない解決を図って欲しい。そんなことを想いながら歩いていると、カープカープの応援歌が開け広げた窓から聞こえ、鬼平が消えた。
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タクシー料金前決め

2017年08月19日 | 生活・ニュース

 時代物小説の好きな仲間が「移動の方法は今も昔も変わらん」というのは「昔は籠、今はタクシー」という。確かに、客の行先を聞いてそこへ届けて料金を受け取る、改めて言われると妙に納得する。料金は後払い、籠の時代には「一杯やんな」と心づけをはずむ場面もある。今なら「釣りはいらない」と言うことだろうが、私にはそんな覚えがない。

 そのタクシー料金、乗る前に決める「前決め運賃制」導入の試験運行が東京で始まったという。行先を告げると示された料金で納得すれば迎車が来るという。但し、3千円以上の利用が条件という。ここ10年余、タクシーの利用は宴席からの帰りくらいで千円あまり、新方式が導入されても利用は出来ないようだ。

 現役のころの昔話。東京出張、その日は赤坂のいつもの宿が予約できず板橋駅近くになった。仕事を終え同僚と酒交じりで歓談、宿へ向かう。初めての宿、板橋駅近くのホテル名を告げるとタクシーは走り出した。狭い道、ネオン輝く通り、無性に広い道も走る。まるで運転手が我が家に帰るようにすいすい走るタクシー、料金が気になる。突然「お客さん着きました」と運転手、告げたホテルのネオンが頭上に、場所を知っている運転手、途中の不安は霧散、お上りさんはうれしかった。

 現役のころに採用で県内の学校訪問するとき、列車バスの乗り継ぎでは宿泊が発生する。採用担当になった年にタクシーチャーターを思いつき見積もり依頼、旅程は日帰可能で、料金は宿泊出張より安上りとわかり定年まで「前決め料金」で利用、タクシー会社は毎年同じ運転手で配車してくれた。前決め料金、安心して利用できるいい思い出になっている。
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米の日

2017年08月18日 | 生活・ニュース

 1㌔が1万3千円余という米の有ることを知った。生産者は工夫を重ね美味い品種を完成させたという。通常の米価の30倍から40倍の価格になるという。確かに、地産地消に協力してわが家で食べる購入米と比較するとどれほど高価なものか分かる。レポーターが「美味い」と驚いていたが、どんな美味さか言及なかったが、それほど美味いということだろう。

 農薬は一切使用しない、肥料は手作り、一株の本数を減らすなど素人にわかる他の米とのつくり方、それだけではない苦労もあるだろうが、除草剤を使用しないので草取りの苦労は大変だという。子どものころに見ていた稲株の間を前後しながら転がして除草する。水があり粘っこい田の中を移動するのは大変重労働といいながら、美味い米作りのためには欠かせないという。

 全国的な天候異変で農作物の出来が心配されている。野菜類は地方のスーパーでもすでに値上がりしている。野菜もだが、心配なのは米の生育状況、報道でも心配されている。雨、日照不足、さらに各地の洪水による稲田の冠水や流出など、一地域だけでなく全国的な共通点になっている。今からでも天候回復で生育挽回と願いたい。

 今日は八月十八日、米の字を分解すると八十八になる、米つくり作業には88の作業が必要、と言われることから「お米の日」となったとある。当たり前のように生活に根付いている米だがいろいろ問い直してみる事も多い。親しい人の稲田は思い通りに育ち黄金色に覆われている、来週には刈り取りされるそうだが、雨の降らないことを祈っている。
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偶数月の15日

2017年08月17日 | 生活・ニュース

 国民年金の支給日は偶数月の15日、金融機関が休日なら前日に振り込まれる。いつごろまでだったか金融機関は盆休みだったが最近はその心配がなくなった。近くには郵便局に農協と銀行合をわせ5箇所、どれも徒歩で取引が可能で思えば便利な住宅地にすんでいる。これだけ便利だけども買い物難民地域なのが不思議でならない。

 年金支給日はどのATMも順番待ちの列が出来ている。ATM周りには金融機関職員の姿も見かける事もある。私もだが利用者の大方は引き出し、カード支払いも多いというが手元に現金がなければ困る事もある。引き出して即振り込みをする人もある。「振り込みは2件まで」の注意書きはまり効果がない、職員も利用者へは注意しにくいようだ。

 かもめーるはがきが届いた。「配達地域指定」とあり、あて名は「町内の皆さまへ」、差出人は協賛として10店舗が印刷されているが何れも知っている店。裏面は「うそ電話詐欺」への注意呼びかけ。イラストは特産の岸根栗をあしらい「だまされてがっクリするな」とある。不審電話への応対やおかしいと思った時の通報先が記されている。

 電話だけでなく騙しメールも多い。最近増えたのが請求書やご注文書確認など身に覚えのない件名が届く。動画閲覧請求書には即法的手続きとある。メールを始めるとき「不審メール、ワンクリック100万円」の覚悟でと教わった。厳守して今までは被害なしできた。加齢に物忘れを自覚しながら被害に遭わないようこれからも慎重に応対しよう。
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赤ヘルM27

2017年08月16日 | 地域

 広島カープは昨夜、京セラドーム大阪で阪神に11対6で勝ち、優勝へのマジック「27」を再点灯した。これで首位カープは2位阪神と9・5ゲーム差となり、残り35試合で対阪神7試合に全敗しても27勝すれば、阪神が残り39試合全勝しても広島が最終勝率を上回りセ・リーグ連覇へと踏み込んだ。

 マジックはどうして計算して紙面に載るのか。上位2チームだけの争いか、3位にも自力優勝の可能性があるか、関連する試合の結果、例えば、広島は勝、阪神は負、DeNAは勝、など幾通りもの勝敗を仮定して現場記者が計算する。他社の記者も集まりすり合わせし「点灯」をデスクへ連絡してくる。結果を待つデスクは現場を信じていないわけではないが、万一を思い運動部員複数で計算する。その結果を確認して誌面に載せるという。日本プロ野球機構は公式発表をしない。 

 さて各紙のM27の取り扱い、広島の地元、中国新聞は1面で点灯を告知しスポーツ面は見開きで大きく載る。全国紙と言われる九州印刷3紙はどうか。ソフトバンクがオリックスに勝ち首位返り咲きが大ニュースなっている。両リーグ初の70勝も扱いが大きい。ではカープの記事はどうか。2紙は写真も載って中国新聞の「タカ首位返り咲き」と同じくらいの扱い。1紙はなんと「ベタ17行の記事」、これに限っていえばローカル紙だ。

 今夜も阪神戦、8日の「M33」は翌日消えたが再々点灯ということが起きないよう戦ってほしい。今月中に優勝決定の報道もあるが、マジックを確実に減らしそれが「ゼロ」になった時がセの覇者、その先への期待はまたの機会に。
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帰省

2017年08月15日 | 回想

 盆だ正月だという時期に「帰省とか里帰り」をした記憶は無い。したいと思ったことがあったかどうかは覚えがない。戦後の事だが、子どものころは「盆や正月には親戚がくるもの」という環境だった。父は長男、その弟妹数名が各数名の子供を連れてやってくるのが当たり前の家に育った。その賄いに母は大仕事だった。だから母の里に行くなど思ったことは無かったのだろうが、母の気持ちを聞いたことはない。

 私は長男、父が亡くなっても叔父叔母達はやってきた。それを家内も母も丁寧に応接した。勿論、私の弟姉妹達も盆正月には里帰りしてきた。結局、家内も息子も盆と正月は応対と賄い続きで里帰りはできなかった。世の中の帰省や里帰りが終わったころに出かけていた。そのころの賄いは手作り以外に方法かなかった。当時のレシピは黄色く色あせたが残っている。

 偶然だろうが、スーパーの駐車場に関西以東のナンバーが数台並んでいる。映像で見た高速道のあのラッシュも、帰省という思いがあれば小さな子どもも含めて我慢出来たのだろう。そんなこと思いながら、車社会以前の帰省はどんなだったか思い浮かばない。故郷のスーパーの味はいかがでしたか。安全運転でUターンして欲しい。

 やっとの思いで母の里へ向かう省営バスに乗った。ほどなくして故障、子どもの足でも少し無理すれば歩いても我が家へ帰れる場所だったが母は動かなかった。発車したとき乗客は減っていて空席があり座れた。これが母の里帰りというものだろう、そう気づいたのは帰省した同僚の楽しかったという土産話を聞いてから、遅きに失した。 
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議員の資質

2017年08月14日 | 社会 政治

 診察開始前の病院待合室、今朝も自分を含め高齢者が多いのは珍しくない。知り合いらしい前の席の二人、盆に帰省する孫達の話で和やかだった。突然「なんでバカばっかりか」と一人の声が高くなった。新聞を読みながら聞くともなしに耳に入っていたTVワイドショーの話題が変わった時だった。その話題は国会議員の議員らしからぬ恥ずかしい発言や行いだった。

 そんな議員を選んだ側にも責任の一端はあり、2度と国会へ送らない決意が必要と思う。が、選出地元ではそうとばかりはいかない事情もあるようで、出直しを期待する声もある。しかし、最近の週刊誌がスクープしワイドショーで流れる音声や弁明は議員としての資質を大きく損なっている。発覚すると議員の務めはせずすぐに身を隠すに至っては何をかいわんである。

 あたかも盆、議員の多くは地元に帰り、催しや支援者への挨拶、新盆宅への弔問と残暑などと言ってはおれない大切な時期だろう。来年12月までには総選挙がある、あるいは今年の秋と情報を発する人やマスコミもある。選挙は常在戦場にあるという。地元回や弔問は赤絨毯を踏むための避けて通れない道、「首相の動静」を見てそう思う。

 国会議員の資質とは、簡単だと思う。それは国民のための政治を志す人だ。その際、強いという側を向く人、意見する人の声を聞かない人、己の利益と名誉をもとめる人、人間性を失った人、口でとなえる志は例え立派でも国会へは送れない人だ。政治以外の下世話な話でワイドショー登場の人は決して選ばない有権者になろう。 
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セルフレジ

2017年08月13日 | 生活・ニュース

 同年配くらいの男性が最近登場したスーパーのセルフレジで店員の説明を受けながら操作している。買い物の品をマイバックに詰めているとき先ほどの男性が隣でバックに詰め始めた。興味はあるがまだ注意書きを読んだだけなのでその男性に感想を聞くと「初めの終わりです」と笑う。報道映像では見たことあるセルフレジ、金融機関のATM登場のころを思い出し興味もあるが操作する方もされる方も間違えたらどうなる。
 
 セルフレジとは、「レジ係の代わりに客自身が端末を使って商品のバーコードを読み込み、料金を投入して会計を行い、商品を持ち帰るというシステム」と説明してある。こうすればレジの混雑は少し解消されるだろう。レジ係削減にまで発展するだろう。

 セルフレジの注意書きを読んで「なかなか使えないな」と思った。それは操作云々ではなく、値引き券や付加されたサービスが受けれないなど、節約やポイント狙いの買いものには不向きもあるようだ。レジ係とのやり取りが嫌な人、急ぎの人、サービスなど受けない人などには恰好の設備と思う。ペットボトル1本持ってレジに並んでいる人を見かけるが、これはセルフレジだ。

 商品の入ったかごをレジ台に置くだけで瞬時に計算が終わる無人化されたコンビニの試験映像を見た。さまざまな防犯対策は仕掛けられているが、これでは商品知識を備えていないと利用できなくなる。AIの進歩とともにこうした設備は益々充実されていくだろう。進歩に遅れないようとりあえず関心だけは持ち続けておこう。
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自分への教訓

2017年08月12日 | 生活・ニュース

 向かっている交差点を右折して救急車が来る。左に避けて道を譲るのは運転者の義務。その交差点を左折したらパトカーが止まっている。前方を見ると溝に車が落ちている。近くでの用事を済ませ現場を見る。前部はかなり破損している。先ほどの救急車はこの事故の負傷者かも知れない。

 事故車は駐車場から前進した状態で突っ込んでいる。この駐車場は利用したことがあり様子がわかる。溝に向かって駐車したら、出るときは時計回りにハドルを切りバックして方向転換が必要になる。もしかして、バックに入れたつもりがドライブになっていて、後方を見ながらアクセルを踏んだので前進し溝に落ちた。それにしてもエアバックが2つとも作動しているということはかなりの勢いで突っ込んだ。素人が勝手に原因分析をしてはいけないだろうが、自分への教訓として考える。

 最近は事故現場を通過したり話を聞くと、昔は「あああ気の毒に」くらいだったが最近は違う。どうしたら事故を起こさないか考える、が結局は基本に戻る。速度は控えめに、無謀運転はしない、信号や標識はしっかり確認する、交通ルールは守るなど、飲酒運転は絶対にしない、これは基本中の基本で破ったことはない。

 運転安全装備車、自動運転車など事故防止への取り組みは進む。近々、スパークプラグを使わず燃費も最大3割近くアップする車も出るという。一方で化石燃料車は販売禁止を決めた国もある。それの対策車は出るだろう。一方で高齢者の免許更新は厳しくなるのは社会の要請という。そんな規制に該当するまでに1度は夢のような車に乗ってみたいものだ。
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