日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

佐々木小次郎とイチョウ

2013年06月21日 | この木
           

 「イチョウは生きている化石植物である。中世代つまり2億年程度以前の恐竜の時代に栄えていた」、これは公園のイチョウの木のそばにある公園管理者が作られた説明文。イチョウは秋のいろどりの木を代表する樹木で、日本人には親しまれ、ギンナンは和食の食材として知られる。説明はさらに続く。

 「当時は多くの種類があったが、今は一種類のみである。美祢にはイチョウの化石がよく出土するが、その葉は笹の葉のように、切れ込みが深くイチョウが針葉樹の仲間であることを示している」。美祢とは秋吉台や秋芳洞のあるあの市だろうか。イチョウが針葉樹の仲間であるとは、今のイチョウの葉からは思いもつかない。

 続けて公園内の説明。「吉香公園内にはイチョウ大木は何本もあるが、吉香神社の後ろには特に大きな木がある。イチョウもスギやクスノキなどと同じく非常に長寿で、巨樹が全国に存在している。特に大きいものは幹回りが20メートルにもたっするものもあるという」パソコン作成の説明はここで終わり。

 漢字表記は「銀杏」と思っていたが「公孫樹」も並記してある。公孫樹は植樹した後、孫の代になって実が食べれるというもので、中国語に由来するという。銀杏の由来も面白しろそうで「葉がカモの水かきに似ている」という中国語の発音からなど、言語の由来もまた面白い。

 ところで、佐々木小次郎とその正面に位置するイチョウの大木の長いにらみ合いが続く。はたして「ツバメ返しの剣」が見れるのだろうか。 

 今日は夏至、1年で昼が一番長い日。雨が4日も続き昼の長さわからず。市内の雨量観測点は累加雨量が警戒値を超え、注意報が出ている。明日は晴れ間がある予報、週末の仕事が待っている。

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