年金生活も24年目、干支がふた回りになる。自分の自由になる時間は工夫すれば作り出せる。ということで、隣の新築現場を眺める。隣との境界はブロック3段の壁、仕事する人にいろいろ教わりながら見る。我が家を建てるときは現役で全くというほど見ていないので、学習させてもらっている。
先日はコンクリート打ち。裏通りなので大型のミキサー車でなく中型がやって来る。空になると間を置かずタイミングよく次がやって来る。ミキサー車からコンクリートがポンプ車に移される。ポンプ車から生コンがホースを通して隅々まで送る。ホースはアームのリモート操作で上下左右に面白いようにうごかされる。何人かが分担された作業で仕上がっていく。
小休憩の時だった。生コン打ちの責任者が我が家を見上げ築何年かと聞く。30年目と応えると、「少しもヒビが入っいない。いい基礎作りがされている」と思いもしない話し。そういえば鉄筋組立の職人がが「こんなに鉄筋を使う家はめったにない」と教えてくれたことを思い出し、プロならわかるんだ、そう思いながら「ちょっと嬉しい」お墨付きと喜んだ。
散歩の途中で棟上げの現場に出会うとしばらく立ち止って眺める。が、基礎工事のそれは出会っても素通りしていた。しかし、基礎工事が完璧なら上物も安心できる、そんな感想を持つ。人生も健康もみんな基礎が大事、改めての思いだが心していこう。
(今日の575) 他家の基礎ながめて学ぶ基の基
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