日々のことを徒然に

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懐かしい警戒警報

2013年06月22日 | 生活・ニュース
           

 ブログ散策はその日の予定や気分により、読み方はさまざま。早くから出かける日は起床時間を繰り上げ、出かけるまでにメールと一緒に一応目を通す。どんなに忙しい朝でもこれは欠かさない。が、読み方はさ~っと通り過ぎる。熟読要と感じたものは後で改めて読む。

 さ~っと読むときでも、タイトルによってはしっかり読まされることがある。読んでもらう、目にとめてもらうにはタイトルが重要と、エッセイ同好会でも「タイトルは一つの文章」とその大切さを教えられる。読む気を誘う、何だと興味を誘う、タイトルというわずかな文字数から本文へ引き込む大変な力を持つ。

 ある女性のブログ、「ウン」と思わせる表現に出会った。「警戒警報発令の中を走った」という。60数年前に消えたと思っていた「ケイカイケイホウ」という言葉が目に入った。子どものころラジオから「敵機襲来」に続いて聞こえてくるのが「警戒警報発令」だった。おびえながら防空壕に駆け込んだ記憶はある。書かれた文から実際は「大雨警報発令」で激しい雨のなか車の運転をした、とわかる。が、戦前の言葉と思しき表現を使ったのは故意なのか、単なる思い違いなのかはわからない。警報発令中の「篠突く雨」を「機銃掃射」に例えられたのかもしれない。

 警戒警報と呼ばれたこの4日間の雨を喜んだのは屋外に生きる物みなだろう。そんなひとつ、プランターの朝顔。水道の水より天然の雨がいいと、水撒き番の努力を知らぬかのような伸び方に驚いた。しっかり撒いているつもりだが、十分な水量ではないと教えてくれたのだろう。自然の力に人は及ばない。散水は有料だが、和み料として今以上に撒くことにしよう。
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