日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

蝸牛の雨浴び

2023年04月26日 | 自然 季節

 昨日の早朝からの雨は今朝まで続いた。大雨・洪水・雷・強風の各注意報は今朝早く解除になった。市内に20カ所ある県の雨量観測所では80㍉から120㍉ほどの雨量を観測している。久々の雨量は、これから始まる田植えの水不足を解消してくれるだろう。上流のダムでは放流が続いている。

 雨らしい雨に誘われたのか境界のブロック塀にカタツムリが数匹姿を見せた。どこに潜んでいたのだろうか。どれも螺旋状の殻から体を出し雨で体を洗っているかのように思える。気持ちいいのだろうか、動きはほとんどない。ブロックでなくすぐ横にあるツバキの葉に移ってくれると絵ならぬ写真のためにはいいのだがと、雨の中で願うが彼らには通じない。

 カタツムリは蝸牛と書き、ここらでは歌にある「でんでんむしむしかたつむり」の二通りで呼んでいる。湿気の多いところを好み雨の降った日などに活動するという。どれもブロック塀でしっかり2本の角を出し左右に動かしている。大型のものはフランス料理に用いられているが、もしも「どうぞ」と出されたら箸はつけないと思う。

 核攻撃やミサイルの被弾から身を守るためシェルターの設置をという訴えもある。これらは兵器を無くすれば必要ないといつも思う。カタツムリの殻は外敵から身を守り、より生きやすい場所へ移動できる役割を担っているという。頼りなさそうに見える小さな殻だが生まれから身を守る備えをしている、賢いものだ。

 (今日の575) 気持ちいい生き物みんな綺麗好き
コメント (1)
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