私には花の名前について学習する、調べる、覚える、そんなことが大きく欠如している、そう、欠けている、足りないということは分かっているのに努力していない。散策の道すがら見かける花々、綺麗と思うが大方の名前を知らぬままに通り過ぎる。
知っていれば、この稚拙なブログにも潤いや華が載せられたのに、そう思ったことは幾度もありながらその反省が活かされないまま過ぎている。美しい姿を見せてくれた花々には申し訳ないことをしている。いつも、花の姿から自然界の目に見えない不思議な力には感心している。
今日もそんな1場面。雑草の中に黄色の花、背丈は数㌢くらいの茎の先に1㌢ほどの大きさの花が咲いている。周囲の雑草がそこだけ窓のように開けている。なんという名前の花だろう、いつものように思いながら撮って帰る。二つの検索レンズ調べるも名前が違うし、示された写真も異なる。申し訳ないが名前不詳ということになる。
パソコンで拡大してみると、花の右側に小さな小さな虫が映っている。撮るときには気づかなかったがその大きさはどのくらいだろう。小さな花だから小さな虫が寄ってきたのだろうか。その虫の名前もわからないが、気づかないと踏みつぶしそうな小さな花も自然界の営みの一端を担っているのだろう。次に通るとき咲いていればもう一度よく見てみよう。
(今日の575) 名は知らぬそれでも愛でる路辺の花