市内北部には、急傾斜地を利用したこんにゃく芋作りが盛んで、こんにゃくの里として近郊ではよく知られている。ある地区名をつけたこんにゃくは商品の代名詞になっている。我が家でも購入はこの地の物を買っている。こんにゃくに栄養分はないとよく聞くが、この地ではお節には欠かせない食材の一つで「ん」のつくことからも好まれている。
そんなこともあり地域にある道の駅・ピュア―ライン錦の食べ処レストランにはこんにゃくメニューがある。どのくらい世間に知られているかはわからないが、地産地消には役立っているだろう。これまで、こんにゃくのステーキとパスタは食した。外観ではこんにゃくとは分かりづらいくらい良く似ている。
先日、立ち寄る機会があり、次回はこれと決めていた「濃厚みそ味 こんにゃくラーメン」を注文した。これは構想から3年目に完成した商品。道の駅と「ますやみそ」とが開発を重ね完成したという。こんにゃく麵に香り高い味噌スープが絡む満足感ある逸品と載っている。カロリーが気になるラーメンだが、こんにゃくなので罪悪感なく食べれるが店の言い分。
濃い目のスープ色から味噌味が香り出ている。麺は見た目は普通の品と変わらないが、口に入れると食感は「やっぱりこんにゃくだ」と分かる。宣伝の通りこんにゃく麺に味噌味が良く絡んでいる。味はしっかり味噌がきいているが、悪くない。腰の強い普通麺のようで、完食した。濃い口の味が苦手な人はちょっと戸惑うかもしれないが、食べてみるのもいいんじゃなかろうか、私はお勧めです。
(今日の575) こんにゃくのラーメン一杯里の味