日々のことを徒然に

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売れなかった?

2017年12月26日 | 生活・ニュース

 年賀状は特別扱期間に限って通常より10円安い52円で届き年金生活の私には2千円弱の節約になる。特別期間は今月の15日から1月7日までとか、それを過ぎると年賀はがきには10円切手が必要になるそうだ。クイズ応募用に仕舞いこむ方は注意が必要だ。ところで年賀はがきの売れ行きはSNSに押され年々減少し発行数もそれに並行している。

 減少を心配する関係にはないが「通信事務郵便」という書状が郵便局から届いた。内容は年賀はがき「購入申込書」で内容は申し込み様式のほかに年賀はがきの種類、郵便局の年賀状印刷案内、お年玉商品の紹介などが載っている。驚いたのは、届いたのは年賀取り扱い開始2日前の今月13日で、印刷の早期割引期限は過ぎている。A4両面カラー印刷で三つ折り「はがき、売れ残っているのかな~」と思いながら読む。

 高校の3年間、夏と冬の休みに郵便局は郵便課でアルバイトをした。夏は中元、冬は歳暮と年賀状の扱いでアルバイトの目から見ても「目の回るような忙しさ」に思えた。消印は1通ごとに手打ち、仕分けも1通ごと手で区分するなど、自動化など夢の時代の話し。宅配便という競争相手はいない小包時代の話し。

 日本の1年間の人口自然減は40万人というから年賀状の取り扱い減少も頷ける気がする。我が家もその傾向にあり、高齢や病に次いで他界も増えてきた。お年玉付き年賀はがきは、終戦にはなったが日本の主権が回復していない1949(昭和24)年、民間の発想から生まれたという。それからおよそ70年、年賀状減少も世の変化の一つだろう。それでも元気なうちは続けていこう、思いながら投函した。
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