日々のことを徒然に

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鉄道の日に思う

2016年10月14日 | 社会 政治

 新聞の折り込みで今日は「鉄道の日記念日」と知った。日本で初めて鉄道が開通したのは1872(明治5)年6月12日の品川ー横浜間だがこれは仮営業で、新橋から横浜(29㌔)間が開通した10月14日を記念して1922(大正11)年国鉄は鉄道記念日に制定した。国鉄は分割民営化(1987年)され、その後1994(平成6)年に鉄道の日と改名された。鉄路は変わらないが人の都合でいろいろ変わるものだ。

 鉄道唱歌の1番だけはハミングできる。「汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり 愛宕の山に入りのこる 月を旅路の友として」。神戸まで66の歌詞がある。これは唱歌第1集、第2集は山陽路から九州へ、その23番に岩国は「岩国川の水上 かかれる橋は算盤の 球を並べ如くにて 錦帯橋と名づけたり」と歌われている。現在の岩国駅は1897(明治30)年、広島ー徳山間の開通により開業した。

 国鉄・JRにはお世話になったというかよく利用した。出張といえば往復ブルトレで0泊3日の東京、新幹線がより便利になると東京・千葉は日帰りが多くなった。北陸や九州への出張は、山陽本線では思いもよらない形式・色・内装・車内サービスなどの特急が走る。出張コースを練りながらどの列車を利用するか、旅の疲れを癒すを言い訳にして選んだ。

 大都市間の交通手段は高速化され便利になる。それでもリニア新幹線の建設が始まっている。地方に目を転ずれば廃止になるJR線もある。民間企業だから赤字路線から撤退は仕方ないといえばそれまで。過疎地に暮らす人、特に高齢者の交通手段確保も考えることも重要だ、鉄道に日に思う。
コメント (2)
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