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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

台風1号の名前は

2016年07月07日 | 自然 季節

 出遅れた台風1号、遅いことを言い訳にするかのように猛烈な勢力と観測されている。進路予報の円が昨年までよりスマートになっている。気象観測の精度が上がったためという。進路の精度向上が被災の減少に繋がってほしい。今日は小暑、これから本格的暑さとなり蝉も鳴き始める。暑中見舞いを出す時期到来という。そして七夕、晴れた夜空でも地上の明かりが強くて天の川が見えない都市が増えているとか。

 日本で台風の呼び名が番号制になったのは60年くらい前という。戦後はアメリカ軍がつけた女性のなまえを記憶している。1950年錦帯橋流失のキジア台風、翌年、その下流の臥龍橋が流失したルース台風、この2つは忘れていない。ハリケーンのニュースでは番号でなく名前で呼んでいる。2000年からアジア・米国など14の国などで作る台風委員会であらかじめ各国10個提出し、計140の名前が用意されている。今年1号の名前は「ニパルタック」、ミクロネシアの有名戦士の名前という。

 日本が用意した名前は星座でヤギ、テンビン、コップなど。中国はウーコンで「孫悟空」、韓国はミリネで「天の川」と綺麗な名前が準備されている。用意された名前の1番はカンボジアのダムレイで「象」という。数年すると繰り返し使われるが、大被害をもたらした名前は二度と使わない配慮がされているとか。台風がないと水不足の地域もあり痛しかゆしだ。

 昭和34年9月26日の台風15号、その被害の大きさから伊勢湾台風と呼ばれる。それはNHKのTV放送がこの地域でも見られるようになった年だが、当時まだ我が家に受信機はなかった。時は過ぎ、企業合併に伴う打ち合わせで先方の名古屋にある社宅を見学した。1階部分に住居はなく柱のみ、台風で2度と浸水被害を出さないためと説明を受けた。災害からの教訓は大事にしなければと感じたことを思い出しながら、1号の進路を気にしている。
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