日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

非通知電話

2013年06月12日 | 生活・ニュース
           

 「振り込め詐欺」「オレオレ詐欺」の犯罪、警視庁では「母さん助けて詐欺」という新名称に変更した。被害者の6割は高齢女性で子どもに限らず孫を名乗る手口もある。ということで、従来通りの詐欺呼称で注意を呼びかける警察もあるとか。最近は手口が変わり現金を送らせたり直接自宅などに取りに来る「振り込ませない」詐欺も多いそうだ。

 こうした詐欺の事実は報道で知る。また、身近な発生状況は管轄警察署からのポリスメールで知ることになる。その被害額たるや、思いもつかない高額に驚く。子や孫の身のおきどころを思い、詐欺とは知らず工面されるであろう姿を、犯人らは自分の親族に置き換えてみる知恵は持っているだろう。ちょっと踏みとどまって欲しい。

 事件の発端は掛かってくる一本の電話。不審な電話には応じないようにという広報は多い。最近「非通知」で掛かってくる電話が増えた。非通知は「電話番号を我が家に知られたくない」電話として処理している。処理といっても電話機が自動的に行う。着信ベルは鳴らない。非通知で掛けた相手には「電話番号が非通知です」と伝え掛けなおす方法を教える。これで相手のわからない電話に出ることはない。

 非通知の電話が掛かったと知るのは「着信履歴あり」とこれも電話機が表示で教えてくれる。これまで非通知の後に折り返し掛かってきた電話は1度もない、といううことは番号を知られたくない、ということだろう。振り込め詐欺導入の電話が非通知だと勝手に決めているが、犯罪の証拠になる電話番号を残しはしないだろう、と思う。幸いに、この種の電話は今日まで受けていない。でも「油断禁物」「油断大敵」という、高齢者を狙う詐欺に細心の注意を払っている。
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