日々のことを徒然に

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冬の紫陽花

2011年01月23日 | この木
           

この時期、多くの花や樹木は、葉を落とし冬日を浴びている。風に揺れるその姿は、寒さに耐え、春へ備えての準備体操をしているようだ。風に折られた小枝が自然の厳しさを教える。

梅雨のころの代表的な花のひとつに紫陽花がある。庭や公園など広い範囲で植えられ、広く親しまれている。低木で、青や紫やピンクなどの花を密につけ、手毬のように咲く。咲き始めの頃は白っぽく、次第に色が変ってくることから「七変化」とも呼ばれる。

紫陽花の冬の姿を目に止めたのははじめて。はじめは何かと思った。ウオーキングで通るそこには20メートル近くに渡って、人の背丈を凌ぐ紫陽花が咲き乱れるところだということを思い出した。我が家の鉢植えののそれとは違いすぎる。

葉を全て落とした茎。その先端にはあの花に似た枯れたかぶり物が付いている。帽子をかぶったようなそれはマンガチックでもある。でも、あの帽子状の枯れたものは冬の紫陽花でどんな役目をになっているのだろう。

周りの桜もみんな裸木、そんな中で紫陽花の枯れた帽子一つだとちょっと楽しそうだが、群ると宇宙人に出会ったようでちょっと異様。これから、どんなになに変わっていくのか、気をつけて見ていこう。

(写真:周りの裸木に囲まれ存在感を示す冬の紫陽花)





コメント (4)
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