日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

秋うらら

2010年11月05日 | 自然 季節
           

霜注意報が頻繁に発令されるなど、このところの朝夕の冷え込みでようやく木々の葉の色変わりが早まった。秋らしい秋が短いと感じる。

澄みわたる青空を水面に映し、紅葉を始めた桜の葉と鮎漁を終えひと休みしている川舟を両袖にして流れる波紋ひとつ見せない清流錦川。錦帯橋下を過ぎると急に川幅は狭まりはやせとなって下流へ向う。

小春日和のここ錦帯橋付近のおちついて静かな秋の昼下がり、これをのどかというのだろう。

「春うらら」とはいうが「秋うらら」とはいわないのだろうか。うららは、空が晴れて明るく照りわたりすべてのものが美しく見える、とある。この季節の晴れて暖か日和を「小春日和」とも呼ぶ。

小春日和の錦帯橋下流の駐車場、色とりどりの観光バスが並ぶ。錦帯橋を渡りその先に広がる公園や史跡をめぐる観光の人の足どりもなにかゆったりしている。今日の日和は人の心を和ませる、そんなぬくもりを感じさせる。

(写真:秋うららの錦帯橋と錦川の流れ)
コメント (2)
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