岩国エッセイサロン3年目の活動を纏めた「花水木」第3号が発行され、今日の月例会で配布された。待っていたご対面に会員の顔がほころぶ。
106、150、180、この数字は創刊号、2号、そして3号の頁数。昨年1年間に会員の新聞に掲載された創作エッセイは104編、これは2号を30編あまりも上回る。平均すれば1週間に2編が掲載さたことになる。
新聞掲載された作品はその日うちにブログで読み、例会では背景や創作の苦心を聞いているが、冊子になると新聞紙面では感じない重厚さがどの作品にも加わり、いづれもが「この1編」と思わせる。
「今年は4年目の活動に入ります。社長さんから聞いた4年目のジンクスとならないよう、会員一同切磋琢磨しながらまたエッセイを書いていきたい」、まえがに代表のOさんが書かれている。
4年目のジンクスとは「同人誌というものは第3号までは続きますが、それ以降は発刊されないことが多いです」という印刷会社の社長さんの話。長い経験から発せられた言葉、平均年齢63歳の会員はうなずきながらも続ける決意を固めた。
編集校正を1人でこなされたO代表のご尽力に感謝しながら、全編もう1度味わいなおしてみよう。
(写真:左から創刊号・2号そして3号)