「ふとんから さむくてさむくて でられない」
これは、子ども川柳として2007年12月、新聞に載った当時小学校1年生の女の子の作品。何でも書き残すメモ帳に残していた。
これは子どもに限ったことではなく人、みんな同じだろう。特にエブリサンデー族にとっては「これまで勤めた勲章」といわんばかりに出てこない。布団の中にいれば暖が要らずエコ生活にはなっていようが。
センター試験で暖房の効かない会場、そんな報道を目にしたが、受験生はどんな寒さ対策で受験したのだろうか。ハンディーは生じないのだろうか。春を迎えるための試練なのだろか。
受験生が春を迎えるため努力するように、自然も春への歩みを始めている。桜と並ぶ春の花、菜の花が10数本だが咲いている。菜の花は気持ちよさそうに風に揺れている。それは陽ざしを少し暖かく感じさせるのどかな川岸の畔だった。
(写真:錦川畔で見つけた菜の花)