みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

罪人でありながら…

2024年05月16日 | 出エジプト記

出エジプト記 29章1−18節

 スーパーでセロリを購入。ぬか漬けの材料の一つです。以前はセロリは苦手でしたが、むしろ今は独特の風味を楽しむまでになりました。キュウリ、ニンジン、大根、そしてセロリと一つの食器に盛りつけると彩りも楽しむことができますね。

 大祭司と祭司の装束についての詳細な命令に続いて、この章では大祭司、祭司の任職式について、神が命じておられることが記されています。

 アロンとその子どもたちは、何となく祭司職を始めるのではありません。神が定めた手順にそって任職式が行われます。

 9節までで、神はモーセに祭司の任職のために用いるささげ物について命令を与えておられます。それらは、若い雄牛一頭、傷のない雄羊二匹、最良の小麦粉で焼いた三種類の種なしパンです。

 大祭司任職式は、水浴、装束を身にまとう、油を注ぐ、それから罪のきよめのためのささげ物をささげること、前章のささげ物をささげること、という順序で進みます。

 なぜこのようなささげ物が必要かというと、アロンもその子どもたちも祭司としてふさわしい完全な人間ではないから、というのがその理由です。もしもアロンにも、子どもたちにも神が罪なしと認められるのであるならば、任職式はもっと簡潔なものになったはずです。

 罪人でありながら、罪を赦される、そしてその身を神にささげて神のための務めを行うというのは、モーセの時代も今も基本に変化はありません。

 この箇所のどこに、イエス・キリストの姿を見つけることができるでしょうか? というのが本日の課題です。


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