みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

まず礼拝を

2011年08月18日 | 歴代誌第二
Ⅱ歴代誌29章20-36節


 もう言わないようにしようと思いながらも、暑いですねぇ。特に参ってしまうのは、夜になっても気温が下がらないこと。明日からは少し涼しくなるとの予報に期待したいと思っています。今は「暑さに負けないぞ!」と緊張していますが、注意しなければならないのはこの後でしょうね。

 ヒゼキヤ王のスピーディーな「改革」が続きます。
 祭司やレビ人から宮きよめが終わったとの報告を受けた王は、朝早くにエルサレムのつかさたちを集めて宮に上り、罪のためのいけにえと全焼のいけにえとをささげさせました。王を初めとして皆が、偶像崇拝に走った罪を告白して許しを願い求めたのです。
 注目は、全焼のいけにえをささげている間鳴り渡っていたシンバルと十弦の琴、そしてラッパの響き。いったいどんな音楽だったのだろうかと想像してしまいます。聖書は、子どもたち向けの絵入りのものを除くと、字で埋め尽くされています。ですから、想像力を働かせて聖書を読むならば聖書通読が続く! とまあ、コマーシャルのようになってしまいましたが、これはほんとうにおすすめです。この食べ物はどんな味か、どんな匂いがするのか、そしてどんな色なのだろう…。

 少々それますが、C.S.ルイスの「ライオンと魔女」の中に、白い魔女がエドマンドを誘い込むために用いた「プリン」と訳された食べ物。訳者である瀬田貞二さんは、原文の「ターキッシュディライト」というお菓子は日本には馴染みがないので、「プリン」としたと断っていました。「トルコの悦び」というお菓子とは何だろう? どんな味が、どんな色が…? と興味は尽きませんでした。私は60過ぎの初老人ですが、この箇所は何度読んでもおいしそうで、おいしそうで、自分もきっとこのお菓子のためなら何でも言っちゃえ! と思うほどでした。ついでに、チョコレートの飲み物もおいしそうでしたねぇ。
 
 数年前のトルコ旅行の際に、お菓子屋さんで見つけました、山と積まれていた色とりどりの「ターキッシュディライト」を! トルコでは「ロクム」という名前です。一口食べてみると、ン? 柚餅子(ゆべし)に似ている。おいしかったです。

 何かをどうにかしなければ、と思う時に、信仰者は何よりも、「礼拝の回復」を図るのだ、ということをこの箇所から改めて教えてもらいました。





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