Ⅱ歴代誌28章
夏休みも後半。教会の夏はキャンプや修養会が各所でもたれます。
今週は金曜日まで、聖書同盟が後援しているCSKアウトキャンプが長野県松原湖バイブルキャンプを会場に行われています。私も、しばらくの間このキャンプに参加していました。
その中に「ソロ」というプログラムがあります。「独りぼっち」ということです。この間はだれとも話しません。キャンプ場の「広場」(?)にそれぞれが適当に離れて場所を確保します。そのようにして、一晩を過ごします。
不安かしら、というとそうでもなく、結構みんな楽しんでいるようなのです。私なんかは昼間の疲れもあってすぐに眠ってしまいましたけれども…。
独りになるのは、神を覚えるチャンスなのですね。 「ああ、ほんとうに神さまは私を守り助けてくださる」と感謝した夜もありました。
アハズ王は、ユダの王として主の目にかなうことが何よりも大切でだということを全く理解していなかったようです。わが子をいけにえにささげるほど偶像崇拝にのめり込み、主の怒りを買ってアラムから、イスラエルから、さらには助けを求めたアッシリヤから、弱みをつけ込まれてエドムから、ペリシテからと、今風に言えば、攻撃されまくったのです。
アハズは「大変だ! 助けを求めなければ」と考えて、アッシリヤの王たちに助けを求め、アラムが拝むダマスコの神々に助けを求めました。主の宮の戸を閉じ、エルサレムの街角の至る所に偶像の祭壇を作るなどという情景は、滑稽でさえあります。しかし、結果は見てのとおり。
アハズは間違えているのです、だれに助けを求めるのかを…。