霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

除草の効率化

2009-08-26 21:37:41 | 野菜
以前にも紹介したが「産直」のニンジンは年間通じて供給が不足気味なので「新鮮館おおまち」や厳美の「道の駅」では市場からの仕入れで不足分をカバーしている実態にある。

そんな恒常的な供給不足の実態があるにもかかわらず生産者があまり作付けしないのは、ニンジンが草取りをしっかりしないと育たないことや収穫時に手がかかること更にはその割には販売価格が高くないことが影響しているように思える。


(ニンジンは数量の多寡はあるものの毎日コンスタントに出荷しており「即日完売」が続いている)

今ニンジンに嵌まっているオバサンは、収支は度外視してニンジンの「美味しさや食卓を飾る色合い」に魅力を感じて作付けしているようだ。
そのオバサンも、除草のタイミングが遅れて途中で断念したことが今年だけで二度もあった。

アスパラガスも除草に膨大な稼働がかかっているが、この「除草対策」を何とか効率化しないと「農薬を使わずに育てたこだわり野菜」はいつまでたってもビジネスとしてペイしないことになってしまう。
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蛸のアタマ

2009-08-25 22:27:38 | 生活
山間僻地で暮らしていると魚介類には一種独特の憧れがある。
その中でホヤは「海のバイナップル」とも呼ばれる東北地方ては人気のある食べ物。
「美味しい」だけでなく「安い」というのも大きな魅力で貴重な「貧乏人のご馳走」となっていて、我が家でも食べる機会が多かった。
ところが昨年あたりからホヤが急に値上がりし出したため簡単に手が出せなくなってしまった。

一方、たまに食べる刺身もマグロなどはもってのほかで「刺身はカツオ」が我が家の定番となっていたが、これも今年になってから値上がりし「高嶺の花」になりつつある。

そこで最近発掘したが「蛸のアタマ」。
これも「美味しくて安い」ので、オジサンが買物する際には必ず篭に入れるようにしている。

先日、COOPで買い物をしていた時に「蛸のアタマ」が置いてなかったので係りの人に尋ねたら、「有りますので今お持ちします」と言って調理場に入って行った。
暫し待っていたがなかなか戻らないので他を回ってからにしようと思い移動し始めた。

魚売り場から大分離れた場所まで来た時に、広いフロア全体に聞こえるのではないかと思われるような大きな声で「蛸のアタマのお客さ~ん」と叫びながら係りの人が走って追いかけて来たのにはビックリした。

金持ち気取りで買物をしていたオジサンの「素性」が他のお客様にバレバレとなってしまった。



トウモロコシ畑の後には大根を蒔く予定で先日のうちに収穫済みの半分を耕していた。



トウモロコシの収穫を全部終えたので残りを耕すと共に大根の種蒔きも一畝分を終わらせることができた。
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ミニ総括

2009-08-24 21:16:13 | 野菜
トウモロコシの出荷は今朝で終了。
「湯あがり娘」も明日で終わる。

トウモロコシはソコソコの出来で「お客様にあんなに歓迎されるなら来年は少し作付け面積を増やそうか」と思っているぐらいの成功となったが、「湯あがり娘」は色々と反省点の多い年となった。

春一番に種を蒔いた畑が山鳩の被害で全滅したのを始め、長雨による影響も予想以上に深刻で収穫量が昨年の半分以下だった。
また、鳩対策の一つとして「植え直し方式」を一部採用したがこれも生育を阻害する要因となってしまった。

「失敗と書いて成長と読む」とは野村監督の言葉だが、「湯あがり娘」では随分と勉強させられることの多い年となった。
反省点を踏まえ、来年は最大の需要期となる「お盆」に照準を合わせようと思っている。



この畑は「湯あがり娘」と「かほり豆」を交互に蒔いた。
播種時期を少しずつズラシ、それを収穫期に反映させたいとの思いだったが、「その季節」になると皆ほぼ同時期に「収穫期」を迎えるようだ。

収穫を終えた畑は順次トラクターで耕し秋野菜の作付けに備える。
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バレーボール

2009-08-23 21:27:26 | 趣味
昨夜は市民大会の厳美地区予選、今日は朝から「パパさんバレー大会」と二日続きのバレーボールとなった。
監督業に専念するようになってからは試合前のパス練習で汗を流す程度だったが、今日は選手が一人不足し急遽出場する破目になってしまった。

昨年までは「そんなこともあるかも」と事前に練習を積んで準備していたのだったが、今回は全く無防備状態。
BCに入り二セット目までは何とか誤魔化せたが、フルセットとなった三セット目はサーブで崩されてボロボロとなってしまった。
やはり「最低限の心と体の準備はしておくべきだった」と反省させられた。

定番となっているK食堂での「反省会」は盛り上がり、こんな時でないと呑めない「生ビール」をジョッキで六~七杯は行ったかもしれない。



夕方少し前に迎えに来たオバサンと日課となっている枝豆とサトイモの収穫に後山の畑に向った。



収穫後の帰り道、栗駒山のシルエットと月が美しかったが、残念ながら離れていたためツーショットとはならなかった。
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稲刈りに向けて

2009-08-22 22:35:36 | 
周辺の田んぼよりも数日遅れで「落水」を始めた。
田んぼの「貯水能力」が防災の役割も果たしているという話しを聞いたことがあるが、落ちた水が音を立てて堰を流れるのを聞くと満更嘘でもないのかも知れないと思った。

水を抜いた田んぼは九月末に始まる稲刈りに向けて一ヶ月かけて乾かす。
以前は乾きの悪い田んぼで「イボリタテ」と呼ぶ排水を促進する大変な仕事があったが、例の「排水パイプ埋設」の効果でその作業は省略できるようになった。

秋風と共に田んぼの景色は日増しに「黄金色」に変わって行く。



恩義ある方から新潟の銘酒「〆張鶴」(宮尾酒造)を頂戴した。
美味しい酒しか呑まないオバサンが「まろやかで美味しい」といって盃一杯を干した。
オジサンもビール大瓶と350mlの缶の後で感謝の念を込めながら盃二杯だけご馳走になった。

その後、ブログを書こうとしたが、PCは順調に動いたもののオジサンがフリーズしてしまい、一時間かけて写真のアップと「書込み中」の記入だけで「ダウン」となった。

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