ミョウガ

ミョウガはどこの農家でも自家用分は栽培しているが、それを市場等に出荷している農家は殆んど無く、食べ切れない分は近所にあげたり収穫することもなく放置するのが一般的だった。



それが「産直」が出来てから下手な野菜をよりも良く売れることを知り様相が一変した。
少量ではあるが多くの生産者が産直に出荷するようになった。



我が家にとってミョウガはお盆商戦の目玉の一つだが、大多数の生産者が不規則に出荷するので供給量を予測するのが難しく、どの程度の量を出荷するのが適切か毎日手探り状態となっている。

当然のことながら供給過多になると「売れ残り」の心配が出て来る。
七月中下旬ぐらいまでは「走り」だったこともあり供給量も少なく、高価格にもかかわらず良く売れた。
しかし、今月に入ってから完全に供給過多状態となり店頭にダブつく状態になってしまった。

昨年の実績からすると11日から需要が激増するが、供給量がそれに連動するかどうかは誰も分らない。
不足するのであれば「目一杯出荷」したいのだが、外れると悲惨なので「多からず少なからず」という出荷量にしたいと思っている。