録画していたジェイソン・ライトマン監督『JUNO/ジュノ』を見る。
とてもおもしろかった。
こういう映画を見ると自分のものの考え方の根本を問われる感じがする。
16歳の少女が妊娠してしまう話と言えば、どうしても暗い話になるだろう(少なくともどこかに暗い影がでてくる)と思うのだが、そのようなところがなく、軽い雰囲気でずっと描けるのがすごいと思った。
最後は、「そりゃ若い二人が苦労しながら赤ちゃんを育てるのがいいだろうよ。生みの親に育てられるのがいちばん幸せに決まってる」と僕のなかのものすごく深くにいる、倫理観みたいなものが大声で叫ぶのだが、この映画はそのような倫理の声をかわす。
子どもを欲しがっていて、いまは離婚してしまっている女性に赤ん坊を譲る。
アメリカだからだろうか。
このような映画が日本でできるとはとうてい考えられない。これをハッピーエンドのように描くことができない。
映画を見て、いいとか悪いとか言ったって、感動したとかしないとか言ったって、結局世間の倫理観に近いとか遠いとか言っているただそれだけのことじゃないのかと、そのようなことをとても考えさせられる映画でした。
とてもおもしろかった。
こういう映画を見ると自分のものの考え方の根本を問われる感じがする。
16歳の少女が妊娠してしまう話と言えば、どうしても暗い話になるだろう(少なくともどこかに暗い影がでてくる)と思うのだが、そのようなところがなく、軽い雰囲気でずっと描けるのがすごいと思った。
最後は、「そりゃ若い二人が苦労しながら赤ちゃんを育てるのがいいだろうよ。生みの親に育てられるのがいちばん幸せに決まってる」と僕のなかのものすごく深くにいる、倫理観みたいなものが大声で叫ぶのだが、この映画はそのような倫理の声をかわす。
子どもを欲しがっていて、いまは離婚してしまっている女性に赤ん坊を譲る。
アメリカだからだろうか。
このような映画が日本でできるとはとうてい考えられない。これをハッピーエンドのように描くことができない。
映画を見て、いいとか悪いとか言ったって、感動したとかしないとか言ったって、結局世間の倫理観に近いとか遠いとか言っているただそれだけのことじゃないのかと、そのようなことをとても考えさせられる映画でした。
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