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☆漱石とサイード

2008年03月30日 00時23分34秒 | テレビ
NHK-BShiで放送していた「今夜決定!?世界のダンディ30人」をほぼ最初から最後まで見てしまった。3時間。
くだらん番組を見てしまった。
奥田瑛二が司会で、高橋源一郎らがいろいろな分野のダンディなひとを決めていくという番組だったのだがついつい見てしまった。途中でやめておけばよかった。
無駄に過ごしたなあ。
最終的に決定した世界一のダンディは、エドワード・サイードだった。
少しだけサイードに興味が持てたことと、姜尚中の発言で夏目漱石の「こころ」のなかに真面目という話が出てくることを知ったのが、まあ救いだ。
「虞美人草」で真面目になれと語るということもNHKの番組で知ったし、NHKを見ていると漱石がわかる。
おそらく漱石は「真面目になれ」ということをずっと言い続けているのだろうと思う。いつか確認したい。
サイードについては、最近の大江健三郎の発言、エッセイ等をきちんと追いかけているわけではないのだけれど、たまたま新聞やNHKでみるとそこに必ず「友人のサイード」として登場していて気にはなっていた。(一時期の山口昌男のような感じ)
で、あんまり言いすぎるので嫌な感じがしてなんとなく避けていたのだが、今度本屋でぱらぱらめくってみよう。
Amazonの評価も見たが、評価が高すぎて当てにならない。
難しい本は評価が高くなる傾向にある。
最近で言うと、コーエン兄弟の映画「ノーカントリー」は評論家の評価は軒並み高い。おそらく難しい映画なんだろうなと思って、見るのを躊躇している。
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