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デカルト『情念論』

2020年07月01日 22時25分40秒 | 文学
デカルト『情念論』(岩波文庫)を読んだ。
喜びや怒りなどの感情をすべて血液の流れに起因すると考えることは、いったいどういうことなのだろうか、と思った。
そのように考えることで自分の情念はたいしたものではない、と考えることができるようにも思う。ものすごく腹が立っても、ただ静脈から心臓に血液が流れているだけ、と考えれば冷静になれそうな気がする。
そういうことを考えたのかもしれない。
デカルトの本やそれに影響を受けたアランの本などを読むといつも、高邁な人間になりたい、と思う。
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