斎藤幸平『人新世の「資本論」』(集英社新書)を読んだ。
『資本論』の第一巻を書いた後の晩年のマルクスが環境問題を研究していて脱成長について考えていたとか、トマ・ピケティも最近は考えを変えているとか、全体的に私にはほんとうなのかどうか分らないことが書かれていて、ちょっとどうなのだろうと思いながら読んでしまった。知らないひとがいきなり登場してきて、私には検証できない話を聞かされても納得できない。
たぶん賢い人なのだろうから、正しいことを言えば人は納得すると思うのかもしれないが、そんなことはない。ちょっと人情が足りない気がした。
マルクスの『資本論』の話はほとんど出てこない。
そもそも晩年のマルクスがそう思っていたとしても、それが正しいということにはならないんじゃないかという気がした。
自分と同じ意見の人を見つけて、このひとも同じことを言っていると言っているだけなのだなと思った。
地球環境についてはこの人の言っていることが正しいのかもしれない。
資本主義をやめて脱成長コミュニズムにすべきなのかもしれない。
しかし明日から私に何かできることがあるのかと言えば何もない。
今度の車検で車に乗るのをやめようかなくらいは思った。
『資本論』の第一巻を書いた後の晩年のマルクスが環境問題を研究していて脱成長について考えていたとか、トマ・ピケティも最近は考えを変えているとか、全体的に私にはほんとうなのかどうか分らないことが書かれていて、ちょっとどうなのだろうと思いながら読んでしまった。知らないひとがいきなり登場してきて、私には検証できない話を聞かされても納得できない。
たぶん賢い人なのだろうから、正しいことを言えば人は納得すると思うのかもしれないが、そんなことはない。ちょっと人情が足りない気がした。
マルクスの『資本論』の話はほとんど出てこない。
そもそも晩年のマルクスがそう思っていたとしても、それが正しいということにはならないんじゃないかという気がした。
自分と同じ意見の人を見つけて、このひとも同じことを言っていると言っているだけなのだなと思った。
地球環境についてはこの人の言っていることが正しいのかもしれない。
資本主義をやめて脱成長コミュニズムにすべきなのかもしれない。
しかし明日から私に何かできることがあるのかと言えば何もない。
今度の車検で車に乗るのをやめようかなくらいは思った。
テレビドラマ「共演NG」を録画していたのでまとめて見た。
とってもおもしろかった。
中井貴一はいい仕事をしたなと思った。
不倫をした芸能人を断罪する風潮に対しての揶揄など、なかなかテレビでは言えないようなこともきちんと描けていたと思う。
とってもおもしろかった。
中井貴一はいい仕事をしたなと思った。
不倫をした芸能人を断罪する風潮に対しての揶揄など、なかなかテレビでは言えないようなこともきちんと描けていたと思う。