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平野啓一郎の『三島由紀夫論』が気になる

2019年02月05日 00時37分05秒 | 文学
NHKの「クローズアップ現代+」で、三島由紀夫と川端康成について放送していたので見る。
川端康成が、ノーベル文学賞を取るために推薦状を書いてくれと三島由紀夫に手紙に書いた、というような話だった。
宮本亜門が出演していたが、この話は今するような話なのだろうか。取り立ててびっくりするような新事実というようなものもなかったように思う。よく分からないときによく分からない人がテレビに出るときは宣伝をするためであると相場は決まっているので、おそらく宣伝なのだろう。
平野啓一郎も出演していて、現在『三島由紀夫論』を執筆中とあり、やはり宣伝なのだが、これは楽しみだと思った。どこで執筆中なのだろう。それはもちろん自宅で、だろうが、どこの文芸誌で? という意味ですけど、調べたがよく分からなかった。
三島由紀夫は、書いた小説はぜんぜん好きではないけれど、彼について書かれたものについては結構興味を持つ事が多い。
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二宮正之『小林秀雄のこと』

2019年02月05日 00時10分46秒 | 文学
二宮正之『小林秀雄のこと』(岩波現代文庫)を読んだ。
プルーストと小林秀雄について、『失われた時を求めて』を読み始めるときに小林秀雄はこの本を読んだのだろうかと思ったことがあったが、全部は読んでないことが今回この本を読んでわかった。
ひさしぶりに小林秀雄が読みたくなり、読んだ。
「骨董」はとてもおもしろく、心動かされた。他のものを改めて読みたいと思った。
『ドストエフスキーの生活』は未読なので、このあたりから読んでみようかと思う。
しかし、『ドストエフスキーの生活』や『無常という事』などの代表作で単行本にまとまったようなものではなく、さらっと書いたような短文にはっとするものがあるような気もする。
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