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『菊地成孔の欧米休憩タイム』半分ほど

2017年09月17日 23時41分13秒 | 文学
『菊地成孔の欧米休憩タイム』を半分くらい読んだが、とてもおもしろい。
このところあまり新しい映画を見ていなかったが、知らないものも見ていこうと思った。
小津とか是枝とか安心して見られるものしか最近見ていなかった。
「欧米休憩タイム」というのは欧米のもの以外を見るというコンセプトのようなのだが、その制約のなかでも『キャロル』(トッド・ヘインズ監督)は何度も言及されてたぶんおもしろいのだろうなと思う。
あとはいまのところ、
『技術者たち』(キム・ホンソン監督)
『ビューティー・インサイド』(ペク監督)
『山河ノスタルジア』(ジャ・ジャンクー監督)
を見たいと思っている。
韓国映画をこれまでほとんど見ていない(『猟奇的な彼女』と、あとへんな怪獣みたいなものが登場する映画)のだが、おもしろそうなものも多いので、今後は守備範囲に広げよう。
韓流ドラマもいろいろ見るべきかもしれないと思った。
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『オー・ルーシー!』ドラマ版

2017年09月17日 00時53分20秒 | テレビ
平柳敦子監督の『オー・ルーシー!』のドラマ版をNHKで放送したので見た。
ドラマ版のほうが映画版よりも先に放送された。では映画版を放送すればいいようなものだと思うが、映画版にはドラマ版にはない何かがあるのだろうか。
寺島しのぶが姪(忽那汐里)の代わりに英会話教室に通うことになるのだが、英会話教室がカラオケボックスを改装したような場所だったり、姉の南果歩と仲が悪かったり、役所広司が変なカツラをかぶっていたり、なかなかおもしろそうと思って見始めた。
英会話教室の先生(ジョシュ・ハートネット)との関係で、寺島しのぶの気持ちが少し癒される感じが現れるあたりはおもしろかった。
でも、最後は独身女性の老いていく切羽詰まった感じが出ていて、ちょっと見ていて疲れるなという感じだった。
もう少し、心の晴れる感じにできなかったかなとは思うが、監督はそういう風なものを描こうと思っていなかったのだろうから、それを望んでも仕方がない。
最初から自殺を描いていたのだから。

レンタルビデオ屋で『ラ・ラ・ランド』を借りようと思ったら置いてなくて、「あいかわらず品揃えの悪い店だ」と思ったのだが、店員に訊いてみると、『ラ・ラ・ランド』はツタヤでしか借りられないらしい。
今度からツタヤに行くことにしようかと思う。

『菊地成孔の欧米休憩タイム』という映画批評の本を買ったので、この本を読みながら読みたい映画を見ていこうと思う。
菊地成孔の映画批評は、いま誰よりも好感の持てる映画批評だと以前『ユングのサウンドトラック』を読んだときに思ったので、今回も期待している。
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