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リチャード・カーティス監督『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』

2015年07月18日 10時44分56秒 | 映画
リチャード・カーティス監督『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』を見た。
少し前に会社で、メンタルヘルスについての講演会があり、そのときに講師がおもしろかったと言っていたので見た。
たしかにおもしろかった。タイムトラベルものはやはりおもしろい。
主人公が、自分の人生のある場面を選んでやり直すことができるという設定だった。
そこをやり直す? と思わせる場面(恋人との初めてのセックス。しかも三回)がありとても可笑しかった。
やり直したら、子どもが娘じゃなくて息子に変わってしまっていて、それは嫌だから元に戻すという場面があり、「それは嫌だよな」と思った。たとえ短い時間でも子どもと過ごした時間は大切な記憶で、突然別の子どもに差し替えることはできない。
ほかにも、生まれた私の子どもに無関心でいる他人がいることが信じられないといった台詞など、子どもがいないと僕にはわからなかったなと思える場面があった。

ひとを好きになるとはこういうことだったなと思い出すことができました。
人生は気持ちの持ち方で大きく変わるのだという思想があり、たしかにそうだなと思わせる映画だった。
軽くて深い、いい映画だった。
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ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』

2015年07月18日 10時19分27秒 | 映画
ヤクルトのジョアのパッケージがいまディズニー映画のお姫様たちなのだが、飲んでいる娘がそれぞれのお姫様について根掘り葉掘り質問する。白雪姫や人魚姫やシンデレラなどについて妻が説明する。
が、ラプンツェルについては僕も髪が長い女の子の話ということしか知らなかったので、借りてきてアニメ映画『塔の上のラプンツェル』を娘と一緒に見た。
自分の若さを保つためにラプンツェルを誘拐して監禁している老女の描き方が高度で、ただの意地悪な継母ではなくて、表面的には優しい言葉をかけ、自分勝手な面も見せて、なかなか複雑だった。このような母親像というのは、娘から見るとわりとよくある母親像なのかもしれないなと思ってしまった。
見ながら、母親の愛情を感じて塔から出られずにいるラプンツェルは、アメリカに従属して自立できない日本にも重なるなとも思っていた。
その場合、最後に切られてしまうことで母親から解放される反面、恋人が一度死んでしまう原因となる長い髪は、いったいなんだろう。いわゆる平和憲法だろうか、駐留米軍基地だろうか。
そのようなことを思いながら見たのでした。
アクションシーンもあり、たのしい映画だった。
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