周防教会・牧会ジャーナル

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9月24―30日

2017年10月01日 | 日記・エッセイ・コラム

金が欲しくない人はそうそうおらん。特に高齢化・過疎化などで苦悩している小さな自治体は死活問題や。たま~に都会の方からレジャー気分で訪れる連中が「自然を守ろう」とか言ったところで、地元で暮らしている人から言わせれば、ほぼ屁のツッパリ。でもこんなプレートを見せつけられるのは、なんかおかしいし悔しい。都会の連中。猛烈な屁でツッパレ!

 

9/24(日) 分区交換講壇日。僕が担当する岩国教会へ朝の肌寒い山道を原チャリで向かった。まだ周防教会が無かった時代、信徒は玖珂から岩国までこの山道を歩いて通ったという。少なくとも4時間以上はかかる。途中で熊にでも出くわしゃ、良くて地獄、ヘタすりゃ天国行きや。そんな思いをしてまで出席する礼拝。たぶん説教中は爆睡したやろなあ。

 

25(月) 昨夜9時過ぎに青年エリヤが来会。島根県江津にある愛真高校から約160kmを原チャリ(カブ)で7時間かかって来たという。どうもこういうたぐいの珍客がうちには集まりやすいみたいや。途中、地元の人に「夜の山道は熊に気をつけなされ」と忠告されて緊張しまくって走ったとか。いやあ残念やのう。襲われたら一生の思い出になっていたのに。

 

26(火) そもそも青年エリヤは角田家の友人であるゆえ、その角田家が「山口に来たらここでしょ」と彼を山賊での夕食に招いた。山賊は今や全国区の店。うちも一緒にと招かれたが丁重にお断りした。ここで多くの方々を羨ましがらせる言い方をさせていただきます。「山賊ねえ。ちょっと飽きたかな~」。なんかこう、優越感?的なものを感じるんですけどお。

 

27(水) 青年エリヤを大島に案内する。昼飯にお気に入りのラーメン屋へ連れて行って悲劇が起きた。高さ10cm×直径7cmの円柱状の缶に入って入るホワイトペッパーを振りかけたところ蓋が外れてラーメン丼にコショウの山が出来た!でもそれが悲劇ではない。本当の悲劇は、僕としたことが慌てうろたえてしまい写メを撮り忘れてしまった。一生の不覚。

 

28(木) 申しわけ程度のギンナンが落ち出し、うっすらとキンモクセイの香りが漂い始める季節となった。そんな中、ツクツクボウシはまだ存在をアピールし続けている。話は逸れるがツクツクボウシと言えばカウスボタン同様に嫌いな西川のりおを思い出してしまう。なんであんなつまらんギャグがウケたんやろ?時代やろなあ。などと、もの思いにふける秋。

 

29(金) 数か月前からのことやが、教会の隣にある天理教会の駐車場に謎の車が時々停まる。半時間程度で去ってしまうが、そのほとんどが真夜中。そこで・・・推理①セキュリティー関係の車説。以前たびたび玖珂駅にそんな車が停まっていた。反証=その都度車種が違う。推理②真夜中の逢引き説。反証=それにしてはいつも一人や。推理③牧師監視説。

 

30(土) その点においては心当たりが無いでもない。この国にとって僕が重要人物であることは周知のこと。反証=はいはい。やや自意識過剰でした。そんな疑問がセーコの一言であっさりと判明。「ここにジムがあるし、激レアなポケモンが出るよ」。こら、無断駐車連中!それと任天堂!ショバ代を払え!でも、今度鎌ちゃんが来たら、きっと喜ぶやろなあ。


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