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アシックススポーツミュージアムで靴のサイズの話を聞く

2014-04-29 00:00:24 | 美術館・博物館・工芸品
少し前に終わったのだが、神戸で断続的な仕事があって、中途半端な時間に少しずつミュージアム詣をしていた。(仕事といっても、日本で最も有名な女性科学者の勤務先の取材ではないので、念のため)

先日の「UCC」と、きょうと、あと一回だけ、書いておく。

「アシックススポーツミュージアム」。ポートアイランドにあり、日本で最も有名な女性科学者の勤務先に近い。館内は撮影禁止なので、外からの写真とパンフの一部を引用。

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まず、スポーツ用品の中でも、圧倒的に「シューズ」に特化しているといえるだろう。何しろ、東京五輪の時にマラソン金メダルのアベベ選手も旧社名のオニヅカシューズだった。その前のローマ五輪で優勝した時は、ハダシで走った。高橋尚子もアシックス。なんといってもイチローのスパイクを提供し続けている。彼のコーナーはかなりの面積だ。

有名選手のシューズが多数並んでいて、まず感じたのが、「足の大きさ」。どうみても、ほとんどの選手のシューズは私の足より小さいように見える。私より大きく見えるのはバスケット、バレー関係の長身選手だけのように見える。イチローの靴が大きめだが同じくらいに見えた。女性だけど、福島千里さんの靴なんて、小学校低学年のようにしか見えない。

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展示は2階スペースなので、一階に降りて、係の女性に、そのあたりの事情を聞いて真相というか自分の無知を知ることになる。

要するに、市販の靴は、多くの人のバラバラな足型に合わせて作らなければならないので、どうしても全体的に大きくなってしまうが、有名選手の場合は、特注で採寸して足型を作るので、足に密着した靴ができるので、小さく見えるそうだ。

そして、現物のスパイクを二種類持ってきてもらう。一つは、問題のイチロー選手のもの。足のサイズは28.5センチだそうだ。やはり大足だ。お金持ちにならなければ、満足に靴を買うことすら大変だったろう。そして、もう一回り大きい靴が登場。30.5センチ。作るのに牛一頭が必要だ(いや、皮じゃないだろうが)。靴の履き主は、ダルビッシュ。二人とも年棒にこだわる理由がわかったような気がする。


そして、私一人しかいないのに、一階にあるバーチャルビジョンを稼働してもらい、世界記録のスピードを体感することになる。目の前の空間でウサインボルトが走るわけだ。競技は三段跳びと100Mランとピッチャーの160キロのボール。

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三段跳び・・・驚愕。鳥人という感じだ。魔術的としか言えない。

急速160キロ・・・球筋はボーっと見えるが、体が動かない。

ボルトの100M・・・なんとなく、予感よりも現実的な速さのような感じだった。口に出すと笑われるが、自分でも肉薄できそうな気がするが、まったくの誤解なのだろうけど。

帰宅後、アシックスの格安軽量ビジネスシューズをネット購入。サイズは26.5。約5000円という質感の欠如は決定的だが、確かに足が軽く、どんどん進んでいくという感がある。「ビジネスシューズで走る50M走」という競技があったら、出場してみたいな。おやじ狩りから逃げる時には役に立つかも、だ。


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