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座布団ずらしのなぜ?から見えること

2020-08-22 00:00:32 | しょうぎ
竜王戦の挑戦者決定三番勝負の第一局、羽生九段×丸山九段戦は、丸山九段が勝利。過去竜王位に3回挑戦しているが、いずれも渡辺竜王に敗れている。記憶に新しいのは、例の三浦九段冤罪事件で、無実の被疑者に変わって次点者として登場。まったくやりたくない仕事だっただろうが3勝4敗と惜敗した。今回挑戦できれば、最近不調気味の豊島竜王に対し、自信を持っているだろう。竜王位を獲得すれば、棋士一覧表の一番上に名前が掲載される。

一方、羽生九段も2001年には挑決一回戦で必勝局面を一手詰で負けるという棋士人生最大の失敗にもかかわらず、2連勝で挑戦した上、竜王位を得ている。



ところで、羽生九段の対局を画像でみると、気になることが二つある。一つは座布団を後ろにずらし、膝や足首は畳の上だ。もう一つは、痩せていること。年齢と言っても年を重ねて痩せるのは少なくても70歳以上だろう。50歳前後は太る心配の方が多いはずだ。

邪推かもしれないが、少し前から言われている足首の変形による痛みがあるのではないだろうか。座布団ずらしは体の前傾時の圧力の緩和であり、体重減は意図的に足への負担を減らすことを目的としているように思える。

本来なら、座敷対局から椅子対局へ変更してしまえばいいのだろう。特例を作る理由はいくらでも見つかるのだろうが、おそらく本人が拒んでいるのだろう。仮に、足の問題で引退してしまい、タイトル数が100ではなく99で終わったとしても彼の最強棋士としての名誉が失われることはないだろうが、自分のための特例を作ったりした方が後世の名折れになると考えているのだろう。

手術とリハビリで1年間ほど休場した方がいいのかもしれないが、休んでいるうちにあの神童が無敵の大悪魔のように強くなってしまうかもしれないので、のんびりできないのかもしれない。


さて8月8日出題作の解答。





馬が小刻みに動いて、飛車を呼び込んで利用する。

動く将棋盤はこちら。(flash版・Edge非対応)

gif版。



今週の問題。



最終的には銀で仕留めるのだが、紛らわしいヒントかもしれない。

わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なかはら)
2020-08-22 00:47:31
お久しぶりです。
羽生もがんばってほしいですが
丸山も同郷として応援したい気持ちもあります。
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Unknown (おおた葉一郎)
2020-08-22 16:49:07
なかはらさま、
同郷とは、県ですか、あるいは市?
佐瀬門下ということですね。木村さんもそうだし。
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Unknown (蛇塚の坂本)
2020-08-25 09:22:14
最終手〇〇〇の〇〇手詰み
2枚の飛の力強烈
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Unknown (おおた葉一郎)
2020-08-25 09:24:14
坂本様
正解です。
柿木9(柿木8も)では、途中で無駄と思われる歩合をするので2手伸びて1歩余ります。
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