黄ニラ醤油

2014-03-09 00:00:57 | あじ
醤油といえばキッコーマンというのが東日本の常識で、千葉県の野田を拠点に広く世界に販路を拡大した巨大食品会社である。千葉県では、野田と銚子が二大生産地で、銚子には、ヤマサとヒゲタがあるのだが、ヒゲタはキッコーマンの子会社になってしまっているのだが、あまり知っている人は少ない。

ところが、西日本ではあちこちに醤油醸造所があって、どの醤油が口に合うとか合わないとか、結構話が盛り上がる。倉敷にも醤油工場がある。

とら醤油。

虎のマークだ。別に阪神タイガースとは関係ない感じだ。虎のマークのいわれは不明だが、この醤油会社の創業は、万延元年である。そう井伊直弼が桜田門外の変で暗殺された年である。暗殺については諸説あるのだが、おもしろい説としては、野田の醤油醸造業に対して井伊が介入して、水戸藩から供給していた大豆を井伊藩からに捻じ曲げた恨みというものがある。

kinira話をとら醤油に戻すと、この会社が製造しているスペシャリティ商品の一つに『黄ニラ醤油』というのがある。実は東日本でも大人気で、岡山に仮寓がある関係で、時々頼まれる。

その用途は、「卵かけごはん」用なのである。

黄ニラのエキスと鰹他の天然成分を混ぜたものらしい。

それなら自分で味見をすればいいのだが、基本、卵かけごはんは食べないわけだ。理由は、口の周りがベタベタするからでそれ以上ではない。

tamagoということで、ついに、その時が来る。

実際は、だいたい想像の範囲内の味である。餃子ライスみたいなものかな。いや、全然違うな。まあ、興味がある方は関東でも売っているので、はようたべなあおえまあ。

今のところ420円。もうすぐ432円になるのだろうか。


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