アイリッシュ・ウィスキーを色々試そうとしてみたが、酒瓶だらけになり、バーになってしまうので、なくなってから次を買うことにした。正確には、なくなりそうになってから次を買うということか。
今回は、タラモア・デュー。たぶん、アイリッシュ・ウィスキーの中ではもっともポピュラーかもしれない。村上春樹先生が『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』というスポンサー付きアイルランドの旅をエッセイ(つまり紀行)にした本には、
このウィスキーをパブで一杯12分間かけて飲むスーツ姿の老人のことが書かれているが、ただ大人しく金を払って、タラモア・デューだけを飲み、席を立って風のようにいなくなる、ことが叙述される。
作家の観察によれば、「アイルランドでは、『ウィスキーを飲みたいときはウィスキーだけを飲み、水を飲みたいときには水だけを飲み、ウィスキーと水をまぜることはない』と言われているが、そういうことはなく、ウィスキーを少しだけ水で薄めて飲んでいる」そうだ。
濃いのをチビチビ飲むか、薄いのを鯨飲するか。実際には、薄いのをチビチビ飲んでいるうちに濃いのを鯨飲することになる。
虎ノ門に、タラモア・デューを置いていたパブがあったのだが、しばらく東京から離れていた時期に、消滅してしまった。一帯に大きなビルが建ってしまったわけだ。個性のないつまらない店ばかりになってしまった。
今回は、タラモア・デュー。たぶん、アイリッシュ・ウィスキーの中ではもっともポピュラーかもしれない。村上春樹先生が『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』というスポンサー付きアイルランドの旅をエッセイ(つまり紀行)にした本には、
このウィスキーをパブで一杯12分間かけて飲むスーツ姿の老人のことが書かれているが、ただ大人しく金を払って、タラモア・デューだけを飲み、席を立って風のようにいなくなる、ことが叙述される。
作家の観察によれば、「アイルランドでは、『ウィスキーを飲みたいときはウィスキーだけを飲み、水を飲みたいときには水だけを飲み、ウィスキーと水をまぜることはない』と言われているが、そういうことはなく、ウィスキーを少しだけ水で薄めて飲んでいる」そうだ。
濃いのをチビチビ飲むか、薄いのを鯨飲するか。実際には、薄いのをチビチビ飲んでいるうちに濃いのを鯨飲することになる。
虎ノ門に、タラモア・デューを置いていたパブがあったのだが、しばらく東京から離れていた時期に、消滅してしまった。一帯に大きなビルが建ってしまったわけだ。個性のないつまらない店ばかりになってしまった。
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