4月18日号「哨戒艦「天安」撃沈の今後」以降、いくつかの動きがある。
まず、韓国側からの情報は、「魚雷によるものらしい」という非公式な情報と、「人間魚雷の攻撃に注意するように」というメッセージだ。
北朝鮮側は、金剛山観光地区のすべての韓国側の資産を国有化してしまった。この施設は北朝鮮側の外貨獲得のための施設だったが2008年に韓国人女性が射殺されてから、凍結状態だった。北朝鮮が、自国の資産として外国人の誘致に使うのかもしれないが、果たして、誰が・・という気もする。
では、韓国の「人間魚雷に注意」というメッセージは、一体何だろう。韓国政府が、ある仮定を考えているのだろうということがわかる。
まず、事故の当初から「少し変だな」ということを感じていた。プロペラ(スクリュー)のあたりの船尾部分が爆発したという情報だ。
軍艦の場合、弾薬庫は、砲塔の下にあるものだ。すぐに詰め込んで撃つ必要があるからだ。そうなると、普通、船尾には弾薬類はない。主に艦艇の前の方にある。船尾には機関室があるわけだが、火事になることはあっても爆発することはない。何らかの外部からの爆発が考えられる。さらに、船尾というのは、僅かに『魚雷攻撃』を感じさせる部分がある。
というのも、魚雷が目標物を捕える場合、その目標艦船のスクリュー音をキャッチして追尾するという場合が多いからだ。ゲームセンターのシューティングゲームとは異なり、動く艦船にやたらに魚雷を発射してもなかなか当たらない。音を感知して、その発生源に突入させるわけだ。だから、引き揚げる前に、船尾部分で爆発という情報を流したのは、「かなりの確率で魚雷攻撃を受けた」ということを言いたかったわけだ。
そして次の段階が、浮遊機雷ではなく魚雷らしいという情報。そんなのは、破損個所を見ればわかるだろう。
しかし、引き揚げられた船体を見て疑問に感じたのが、損傷個所。船尾よりもだいぶ前方である。船体中央よりは後ろ、といった場所。
そして生まれた次の疑惑が魚雷の種類。普通の魚雷であれば、スクリュー音をキャッチし船尾に当たるはずだ。
そこで、浮き上がってきた可能性が『人間魚雷』。自爆攻撃だ。
あの親子のために自爆する兵士がいるのかどうか疑問もあったのだが、一応、いると考えた場合、朝鮮半島がイラクのようになってしまう。自爆したくなくても二人乗り魚雷とかになっていて、敵前逃亡できないのかもしれない。(国外派遣のスパイも、一人で送ると、逃げてしまうので、二人組らしい)
では、これからどうなるか。
こういう関係は、新潮社の月刊誌「フォーサイト」なら得意中の得意なのだろうが、残念ながら雑誌は廃刊し、ネット情報誌として生まれ変わるための準備中である。「もっとも読みたい雑誌は、もっとも読みたい時に存在しない」。マーフィーもどきの法則である。
ところで、この「人間魚雷」だが、日本が始めたものだ。『回天』という名前がついていて、今では呉の戦艦大和記念館と靖国神社に展示されている。
あまりの忌まわしさに、おもわず目をそむけてしまう。
この人間魚雷だが、アイディアは太平洋戦争の開戦まもなくあったようだが、正式に海軍の正規戦略として採用されたのは、1944年8月1日。海軍大臣が認可した。時の海軍大臣は米内光政。米内はその数年前には総理大臣をやっていたのだが、戦局不利の状態の中で、出身母体の海軍の長を任じられていた。というか、前任者、前前任者の辞職のため、本件に合意したのは、海軍大臣就任してから、わずか2週間後である。
そして、海軍が「魚雷」ならばと、その後、僅な期間で陸軍が考えついたのが「特別攻撃隊」である。実際に、人間魚雷の方は、作戦そのものが不発、不調に終わり、生還したものも多かったのだが、「特攻隊」の方は、片道燃料なので、そうはいかない。
そう考えれば、北朝鮮も、人間魚雷の次には、さらにエスカレートした攻撃を考える可能性も否定できないが、日本の場合、「回天」の後、1年で戦争は終わった。最後は核兵器とソ連の侵入である。
ところで、後継者の名前が金正雲から金正銀に変わったようだ。ずいぶん金持ちっぽい名前だ。
まず、韓国側からの情報は、「魚雷によるものらしい」という非公式な情報と、「人間魚雷の攻撃に注意するように」というメッセージだ。
北朝鮮側は、金剛山観光地区のすべての韓国側の資産を国有化してしまった。この施設は北朝鮮側の外貨獲得のための施設だったが2008年に韓国人女性が射殺されてから、凍結状態だった。北朝鮮が、自国の資産として外国人の誘致に使うのかもしれないが、果たして、誰が・・という気もする。
では、韓国の「人間魚雷に注意」というメッセージは、一体何だろう。韓国政府が、ある仮定を考えているのだろうということがわかる。
まず、事故の当初から「少し変だな」ということを感じていた。プロペラ(スクリュー)のあたりの船尾部分が爆発したという情報だ。
軍艦の場合、弾薬庫は、砲塔の下にあるものだ。すぐに詰め込んで撃つ必要があるからだ。そうなると、普通、船尾には弾薬類はない。主に艦艇の前の方にある。船尾には機関室があるわけだが、火事になることはあっても爆発することはない。何らかの外部からの爆発が考えられる。さらに、船尾というのは、僅かに『魚雷攻撃』を感じさせる部分がある。
というのも、魚雷が目標物を捕える場合、その目標艦船のスクリュー音をキャッチして追尾するという場合が多いからだ。ゲームセンターのシューティングゲームとは異なり、動く艦船にやたらに魚雷を発射してもなかなか当たらない。音を感知して、その発生源に突入させるわけだ。だから、引き揚げる前に、船尾部分で爆発という情報を流したのは、「かなりの確率で魚雷攻撃を受けた」ということを言いたかったわけだ。
そして次の段階が、浮遊機雷ではなく魚雷らしいという情報。そんなのは、破損個所を見ればわかるだろう。
しかし、引き揚げられた船体を見て疑問に感じたのが、損傷個所。船尾よりもだいぶ前方である。船体中央よりは後ろ、といった場所。
そして生まれた次の疑惑が魚雷の種類。普通の魚雷であれば、スクリュー音をキャッチし船尾に当たるはずだ。
そこで、浮き上がってきた可能性が『人間魚雷』。自爆攻撃だ。
あの親子のために自爆する兵士がいるのかどうか疑問もあったのだが、一応、いると考えた場合、朝鮮半島がイラクのようになってしまう。自爆したくなくても二人乗り魚雷とかになっていて、敵前逃亡できないのかもしれない。(国外派遣のスパイも、一人で送ると、逃げてしまうので、二人組らしい)
では、これからどうなるか。
こういう関係は、新潮社の月刊誌「フォーサイト」なら得意中の得意なのだろうが、残念ながら雑誌は廃刊し、ネット情報誌として生まれ変わるための準備中である。「もっとも読みたい雑誌は、もっとも読みたい時に存在しない」。マーフィーもどきの法則である。
ところで、この「人間魚雷」だが、日本が始めたものだ。『回天』という名前がついていて、今では呉の戦艦大和記念館と靖国神社に展示されている。
あまりの忌まわしさに、おもわず目をそむけてしまう。
この人間魚雷だが、アイディアは太平洋戦争の開戦まもなくあったようだが、正式に海軍の正規戦略として採用されたのは、1944年8月1日。海軍大臣が認可した。時の海軍大臣は米内光政。米内はその数年前には総理大臣をやっていたのだが、戦局不利の状態の中で、出身母体の海軍の長を任じられていた。というか、前任者、前前任者の辞職のため、本件に合意したのは、海軍大臣就任してから、わずか2週間後である。
そして、海軍が「魚雷」ならばと、その後、僅な期間で陸軍が考えついたのが「特別攻撃隊」である。実際に、人間魚雷の方は、作戦そのものが不発、不調に終わり、生還したものも多かったのだが、「特攻隊」の方は、片道燃料なので、そうはいかない。
そう考えれば、北朝鮮も、人間魚雷の次には、さらにエスカレートした攻撃を考える可能性も否定できないが、日本の場合、「回天」の後、1年で戦争は終わった。最後は核兵器とソ連の侵入である。
ところで、後継者の名前が金正雲から金正銀に変わったようだ。ずいぶん金持ちっぽい名前だ。
妄想評論家ですね。
こんな変なニュース解説(?)が出ておりますが、USS Columbia は無事、ハワイに帰ってきております。
田中 宇とか副島隆彦は、なまじアメリカ経験があり英語が少し読めたりするので、変なハクが付いているだけにタチが悪いと思ってます。